シリーズ20年ぶりの完全新作『鬼武者 Way of the Sword』を最新ビデオカードで実機検証

発売初日に全世界100万本を突破した『鬼武者 Way of the Sword』。カプコンが2026年9月4日に送り出した、シリーズ20年ぶりの完全新作です。

瘴気によって姿を変えた江戸時代初期の京都を舞台に、宮本武蔵と異形の怪物「幻魔」との死闘が繰り広げられます。刀同士がぶつかり合う剣戟アクション、重厚なストーリー、作り込まれたグラフィックと、見どころの詰まった一本に仕上がっています。 

ただ、これだけ作り込まれたグラフィックとなると、PCで存分に味わうにはビデオカードの性能にも目を向けておきたいところです。 WQHD、4Kと解像度を上げるほど、GPUにかかる負荷も重くなります。

そこで今回は、GeForce RTX 5060 Ti 、RTX 5070、RTX 5070 Tiの3製品を用意し、FHD・WQHD・4Kの各解像度で公式ベンチマークを実施しました。あわせて体験版を実際にプレイして平均fpsと1% Lowを計測し、激しい剣戟の最中でも滑らかに動くかを確かめています。解像度ごとに、どのクラスのビデオカードなら快適に遊べるのかを見ていきましょう。

1.『鬼武者 Way of the Sword』とは? 

1-1.剣戟からイベントシーンまで多彩な場面を描くアクションゲーム  

『鬼武者 Way of the Sword』では、敵との激しい剣戟だけでなく、京都の街並みを進む場面や、多数のキャラクターが登場するイベントシーンなど、さまざまな映像が描かれます。 

なかでも戦闘は、敵の攻撃を受け流し、刀で弾きながら反撃するスピーディーな攻防が特徴です。複数の敵が入り乱れる場面では、キャラクターの動きに加えてエフェクトや背景も同時に描画されるため、ビデオカードへの負荷も大きくなります。 

公式ベンチマークでも「Event Scene」と「Battle Scene」は分けて計測され、それぞれの平均fpsと1% Lowを確認できます。今回の検証では、総合的な平均fpsだけでなく、イベントシーンとバトルシーンでフレームレートがどの程度変わるのかにも注目しました。 

また、PC版はNVIDIA DLSS 4.5に対応し、フレーム生成も利用可能です。WQHDや4Kのようにビデオカードの性能だけでは高いフレームレートを出しにくい解像度でも、アップスケーリングで描画負荷を抑え、フレーム生成で表示フレームを補うことで、より滑らかな映像でプレイできます。 

このあと、GeForce RTXシリーズの3製品を使い、FHD・WQHD・4Kでどこまでの性能を発揮するのかを確認していきます。 

2.検証環境とベンチマーク条件 

2-1.検証に使用したPC構成

今回の検証では、GeForce RTX 5060 Ti 16GB、GeForce RTX 5070、GeForce RTX 5070 Tiの3種類のビデオカードを使用しました。

CPUやメモリなど、それ以外の構成は統一し、ビデオカードのみを交換して性能を比較しています。

項目検証環境
CPUIntel Core Ultra 7 265K
マザーボードASRock Z890 Pro RS WiFi
メモリ32GB
ストレージSSD 1TB
ビデオカード1GeForce RTX 5060 Ti 16GB
ビデオカード2GeForce RTX 5070
ビデオカード3GeForce RTX 5070 Ti
OSWindows 11
GPUドライバーNVIDIA グラフィックス ドライバー 616.92
※GeForce RTX 5060 Tiは16GB版を使用 

公式ベンチマークでは、FHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)の3解像度を検証しました。
基本となる比較ではアップスケーリング、フレーム生成、レイトレーシングをOFFにし、各ビデオカードそのものの性能差を確認しています。

さらに4Kでは、DLSS Qualityを有効にした状態と、DLSS Quality+フレーム生成2xを有効にした状態も計測しました。
各条件は3回ずつ実行し、平均値を掲載しています。

2-2.グラフィック設定

ゲーム側の設定は、次のように統一しました。  

項目設定
グラフィックプリセットカスタム
アップスケーリングOFF/NVIDIA DLSS 
アップスケーリングモードQuality(DLSS使用時) 
フレーム生成OFF / NVIDIA DLSS 2x 
レンダリングスケール100%
アンチエイリアスTAA
(アップスケーリングOFF時) 
レイトレーシングOFF
FPSリミットOFF

今回の検証では、FHD・WQHD・4Kで各ビデオカードがどの程度のフレームレートを出せるのかを確認するため、レイトレーシングはすべてOFFに統一しています。 

また、4KではアップスケーリングOFFに加えてDLSS Qualityも検証しました。さらに公式ベンチマークではフレーム生成を2xに設定した状態も計測し、DLSSやフレーム生成によってフレームレートがどの程度変化するかを比較しています。 

2-3.3つの解像度で各3回ベンチマークを実施

公式ベンチマークでは、以下の3解像度を使用しました。

解像度基本設定
FHD(1920×1080)カスタム
WQHD(2560×1440)アップスケーリングOFF / FG OFF 
4K(3840×2160)①アップスケーリングOFF / FG OFF 
4K(3840×2160)②DLSS Quality / FG OFF 
4K(3840×2160)③DLSS Quality / FG 2x 

いずれもレイトレーシングはOFFです。各条件でベンチマークを3回実施し、平均fpsと1% Lowを含む各数値の平均を比較しています。

公式ベンチマークでは総合結果だけでなく、「Event Scene」と「Battle Scene」の平均fpsと1% Lowも表示されます。そのため今回は、イベントシーンとバトルシーンを分けた結果についても比較します。

なお、体験版を使った実プレイ検証では、CPUパフォーマンス設定を「パフォーマンス優先」に設定しています。この項目は公式ベンチマークには用意されていないため、実プレイ時のみ適用しています。

3.公式ベンチマークで3種類のビデオカードを比較 

3-1.FHDでは3製品とも平均100fpsを超える 

まずは、アップスケーリングとフレーム生成を使わずに、FHD・WQHD・4Kの各解像度で3種類のビデオカードがどこまで性能を発揮するのかを比較します。

DLSSなどの補助機能を使わないことで、解像度が上がるにつれてフレームレートがどう変わるのか、ビデオカードのグレードによってどれだけ差が出るのかを確かめられます。

また、平均fpsだけでなく、負荷の高い場面でのフレームレートの落ち込みを見るため、1% Lowもあわせて計測しました。平均fpsが高くても1% Lowが大きく下がると、実際のプレイではカクつきを感じることがあります。

それでは、各解像度の総合結果を見ていきましょう。

ビデオカードFHD 平均 / 1% Low WQHD 平均 / 1% Low 4K 平均 / 1% Low 
RTX 5060 Ti 16GB 118.5 / 88.0 fps 80.7 / 59.9 fps 42.6 / 31.8 fps 
RTX 5070140.6 / 95.9 fps 102.9 / 77.2 fps 55.9 / 41.3 fps 
RTX 5070 Ti162.4 / 95.9 fps 128.9 / 91.2 fps 72.6 / 53.0 fps 

FHDでは、今回検証した3製品とも平均100fpsを超えました。RTX 5060 Tiでも平均118.5fpsを記録しており、FHDでのプレイには十分な余裕があります。

WQHDに上げると、平均fpsはRTX 5060 Tiが80.7fps、RTX 5070が102.9fps、RTX 5070 Tiが128.9fpsでした。60fpsを目安にするならRTX 5060 Tiでも問題なく、1% Lowも59.9fpsとほぼ60fpsを保っています。100fps以上を狙うならRTX 5070以上が候補になり、RTX 5070 Tiであればさらに余裕を持ってプレイできます。 

4Kでは負荷が一段と高くなり、RTX 5060 Tiは平均42.6fps、RTX 5070は55.9fpsまで低下しました。一方、RTX 5070 Tiは平均72.6fpsを記録しています。解像度が上がるほど、上位モデルとの性能差が大きく開く結果になりました。 

3-2.イベントシーンでは高いフレームレートを維持しやすい 

公式ベンチマークでは、総合結果に加えて「Event Scene」と「Battle Scene」の結果も個別に確認できます。

まずは、ストーリー進行中に挿入されるイベントシーンの結果から見ていきます。イベントシーンは、プレイヤーが操作するバトルシーンとは描画内容が異なるため、シーンごとにビデオカード間の差を確認しました。

ビデオカードFHD WQHD 4K 4K DLSS Quality 4K DLSS
Quality+FG 2x 
RTX 5060 Ti 16GB122.9 / 91.0 fps  82.9 / 64.1 fps  43.2 / 34.3 fps  58.8 / 47.8 fps  94.5 / 79.1 fps  
RTX 5070146.8 / 104.0 fps  104.6 / 79.1 fps  56.2 / 42.8 fps  76.1 / 60.7 fps  123.0 / 100.4 fps  
RTX 5070 Ti183.0 / 131.6 fps  134.9 / 99.9 fps 74.4 / 57.3 fps  98.2 / 76.7 fps  155.9 / 126.4 fps  

※数値は「平均fps / 1% Low」
※FG 2xは生成フレームを含む表示フレームレート

FHDでは3製品とも平均120fpsを超え、十分なフレームレートを確保できています。RTX 5070 Tiは平均183.0fpsまで伸びており、FHDなら大きな余裕があります。

WQHDでもRTX 5060 Tiは平均82.9fpsを記録しました。RTX 5070は104.6fps、RTX 5070 Tiは134.9fpsで、高リフレッシュレートのディスプレイを使う場合は、上位モデルほどその性能を活かしやすくなります。

一方、4Kでは負荷が大きくなり、RTX 5060 Tiは平均43.2fps、RTX 5070は56.2fpsまで低下しました。RTX 5070 Tiは平均74.4fpsを記録していますが、1% Lowは57.3fpsのため、場面によっては60fpsを下回ります。

DLSS Qualityを有効にすると、RTX 5060 Tiは58.8fps、RTX 5070は76.1fps、RTX 5070 Tiは98.2fpsまで向上しました。さらにフレーム生成2xを使うと表示フレームレートが大きく伸び、4KではDLSSとフレーム生成の効果がはっきり表れています。

3-3.バトルシーンではイベントシーンより負荷が高くなる

続いて、敵との戦闘が繰り広げられる「Battle Scene」の結果を確認します。

『鬼武者 Way of the Sword』の戦闘は、敵と間合いを詰めた剣戟が中心で、複数の敵や攻撃エフェクトが同時に描画される場面もあります。プレイ感に直結する部分なので、平均fpsだけでなく1% Lowにも注目して比較します。

ビデオカードFHD WQHD 4K 4K DLSS Quality 4K DLSS Quality+FG 2x 
RTX 5060 Ti 16GB114.1 / 87.1 fps   78.5 / 58.6 fps   42.0 / 31.2 fps   58.1 / 46.3 fps  92.2 / 74.9 fps   
RTX 5070134.3 / 93.4 fps   101.3 / 76.2 fps   55.6 / 40.7 fps   76.0 / 60.6 fps   121.5 / 99.4 fps   
RTX 5070 Ti141.4 / 92.6 fps   122.9 / 86.8 fps   70.8 / 51.6 fps   95.5 / 74.5 fps 148.6 / 117.3 fps  

※数値は「平均fps / 1% Low」
※FG 2xは生成フレームを含む表示フレームレート

全体を見ると、バトルシーンではイベントシーンより平均fpsが低くなる傾向が見られました。

FHDではRTX 5060 Tiでも平均114.1fpsを記録し、3製品とも100fpsを超えています。FHDでプレイするなら、今回検証した3製品のどれを選んでも余裕を持って遊べます。

WQHDでは、RTX 5060 Tiが平均78.5fps、RTX 5070が101.3fps、RTX 5070 Tiが122.9fpsでした。RTX 5060 Tiも平均では60fpsを上回っていますが、1% Lowは58.6fpsのため、負荷の高い場面では60fpsをわずかに下回る可能性があります。

RTX 5070は1% Lowも76.2fpsまで伸びており、WQHDで100fps前後を狙えます。RTX 5070 Tiは1% Lowが86.8fpsと、さらに高いフレームレートを維持しました。

4Kでは負荷が大きく、RTX 5060 Tiは平均42.0fps、RTX 5070は55.6fpsにとどまりました。RTX 5070 Tiは平均70.8fpsまで伸びていますが、1% Lowは51.6fpsのため、アップスケーリングなしで常に60fps以上を維持するのは難しくなります。

4KでDLSS Qualityを有効にすると、RTX 5070は平均76.0fps、1% Low 60.6fpsまで向上しました。バトルシーンでも60fps以上を安定して狙うなら、RTX 5070以上とDLSS Qualityの組み合わせがひとつの目安になります。

3-4.4KではDLSS Qualityでフレームレートが大きく向上する 

ここまでの結果から、4Kでは3製品ともFHDやWQHDに比べてフレームレートが大きく下がることが分かりました。

そこで総合結果をもとに、4Kでアップスケーリングを使わない場合、DLSS Qualityを有効にした場合、さらにフレーム生成を2xに設定した場合の3パターンを比較しました。

ビデオカード4K アップスケーリングOFF  4K DLSS Quality / FG OFF 4K DLSS Quality / FG 2x  
RTX 5060 Ti 16GB 42.6 / 31.8 fps   58.5 / 46.7 fps  93.3 / 76.1 fps   
RTX 507055.9 / 41.3 fps   76.0 / 60.5 fps  122.2 / 99.7 fps  
RTX 5070 Ti72.6 / 53.0 fps  96.9 / 75.1 fps   152.3 / 120.5 fps   
※数値は「平均fps / 1% Low」
※FG 2xは生成フレームを含む表示フレームレート

RTX 5060 Tiは、アップスケーリングOFF時の平均42.6fpsから、DLSS Qualityの有効化で58.5fpsまで向上しました。平均60fpsにはわずかに届かないものの、4Kでもプレイしやすい水準まで引き上げられています。

RTX 5070は平均55.9fpsから76.0fpsへ上昇し、1% Lowも41.3fpsから60.5fpsまで改善しました。アップスケーリングOFFでは60fpsを下回っていましたが、DLSS Qualityを使えば4Kでも安定したフレームレートを確保しやすくなります。

RTX 5070 Tiは平均72.6fpsから96.9fpsまで伸び、1% Lowも75.1fpsまで向上しました。4Kでも100fpsに近いフレームレートを狙えます。

さらにフレーム生成2xを有効にすると、表示フレームレートはRTX 5060 Tiで93.3fps、RTX 5070で122.2fps、RTX 5070 Tiでは152.3fpsまで伸びました。4Kでより滑らかな表示を狙う場合に有効です。 

今回のベンチマーク結果から、FHDやWQHDではアップスケーリングなしでも十分な性能を発揮できる一方、4KではDLSSを活用する効果が大きいことが分かります。 

4.体験版を実際にプレイしてフレームレートをチェック   

公式ベンチマークでビデオカードごとの性能差は数値で比較できますが、実際のゲームプレイでも同じ傾向になるとは限りません。

そこで、体験版を実際にプレイしながら、CapFrameXでフレームレートを計測しました。FHDは公式ベンチマークで3製品とも十分な余裕があったため、実プレイではビデオカードの差が出やすいWQHDと4Kに絞っています。計測時は、できるだけ同じルートを進み、途中に挿入されるイベントシーンも含めました。

設定は、WQHDではアップスケーリングをOFF、4KではDLSS Qualityを使用しました。フレーム生成とレイトレーシングはいずれもOFF、フレームレート上限は無制限、垂直同期もOFFに統一しています。

ビデオカードWQHD 平均fps   WQHD 1% Low  4K DLSS Quality
平均fps   
4K DLSS Quality
1% Low 
RTX 5060 Ti 16GB 82.5  fps   65.1  fps  62.0  fps   49.2  fps  
RTX 5070111.5  fps   85.7  fps  84.0 fps  67.1  fps  
RTX 5070 Ti131.6  fps  100.5  fps   100.0  fps   78.2  fps 

実プレイでも、ビデオカードのグレードが上がるほど平均fpsと1% Lowが高くなる傾向が見られました。 

4-1.WQHDならRTX 5060 Tiでも平均80fpsを超える 

WQHDでは、RTX 5060 Ti 16GBでも平均82.5fps、1% Low 65.1fpsを記録しました。アップスケーリングなしでも1% Lowまで60fpsを上回っており、WQHDで60fpsを目安にプレイするならRTX 5060 Tiで十分です。

RTX 5070は平均111.5fps、1% Low 85.7fpsでした。平均fpsはRTX 5060 Tiより約35%高く、100fps以上を狙う場合にも対応できます。

RTX 5070 Tiは平均131.6fps、1% Low 100.5fpsを記録しました。負荷の高い場面でも100fps前後を保てるので、高リフレッシュレートのディスプレイでも滑らかな映像を楽しめます。 

4-2.4KではRTX 5070以上になると60fpsを維持しやすい 

4Kでは、実際のプレイを想定してDLSS Qualityを有効にしました。

RTX 5060 Ti 16GBは平均62.0fpsで、4Kでも平均値では60fpsを超えています。ただし、1% Lowは49.2fpsのため、負荷の高い場面では60fpsを下回ることがあります。

RTX 5070は平均84.0fps、1% Low 67.1fpsを記録しました。1% Lowでも60fpsを超えているため、4Kで60fps以上を安定して狙うならRTX 5070が目安になります。

RTX 5070 Tiは平均100.0fps、1% Low 78.2fpsでした。4Kでも100fps前後の高いフレームレートを確保できており、高解像度と滑らかさの両方を重視する人に向いています。

公式ベンチマークと実プレイの両方で、同じ傾向が確認できました。今回検証した3製品で比べると、WQHDで60fpsを目安にするならRTX 5060 Ti、4Kで60fps以上を安定して狙うならRTX 5070以上がひとつの目安です。

5.解像度と目標fpsで選ぶビデオカードの目安 

今回のベンチマークと実プレイの結果から、プレイする解像度によって必要なビデオカードの性能が大きく変わることが分かりました。 

プレイ環境ビデオカードの目安 今回の計測結果(平均 / 1% Low) 
FHD RTX 5060 Ti 16GB ベンチマーク 118.5 / 88.0fps 
WQHD・60fps重視 RTX 5060 Ti 16GB 実プレイ 82.5 / 65.1fps 
WQHD・100fps以上を狙う RTX 5070 実プレイ 111.5 / 85.7fps 
WQHD・120fps以上を狙う RTX 5070 Ti 実プレイ 131.6 / 100.5fps 
4K・60fps前後 RTX 5060 Ti 16GB+DLSS Quality 実プレイ 62.0 / 49.2fps 
4K・60fps以上を安定させたい RTX 5070+DLSS Quality 実プレイ 84.0 / 67.1fps 
4K・100fps前後を狙う RTX 5070 Ti+DLSS Quality 実プレイ 100.0 / 78.2fps 

今回検証した3製品の中では、FHDが中心ならRTX 5060 Tiで十分な性能を発揮します。WQHDでも平均80fpsを超えており、60fpsで遊ぶならRTX 5060 Tiで対応できます。

WQHDで100fps以上を狙うならRTX 5070、さらに高いフレームレートを求めるならRTX 5070 Tiがおすすめです。

4Kはビデオカードへの負荷が大きく、DLSSを有効にしてフレームレートを補いたいところです。RTX 5060 Tiでも平均60fps前後まで伸ばせますが、1% Lowまで60fpsを超えたのはRTX 5070以上でした。

RTX 5070 Tiなら、4K・DLSS Qualityでも平均100fpsに届き、高画質のまま滑らかな映像で遊べます。

6.『鬼武者 Way of the Sword』を快適に遊べるサイコムのゲーミングPC 

ここまでの検証で、遊びたい解像度と目指すフレームレートによって、必要なビデオカードが変わることが見えてきました。では、実際にはどのPCを選べばよいのでしょうか。

ここでは、今回検証したGeForce RTX 50シリーズを搭載可能なサイコムのおすすめゲーミングPCとして、『G-Master Velox III』シリーズと『G-Master Spear 2 X870A』の3モデルを紹介します。

なお、サイコムでは、カプコンの認定を受けた『鬼武者 WAY OF THE SWORD』動作確認済PCもラインナップしています。
必要なスペックは分かったものの、具体的な製品選びに迷ってしまうという方は、あらかじめ本作の動作を確認したモデルから選ぶのも選択肢の一つです。
自分でパーツ構成を一つひとつ検討する負担を抑えながら、『鬼武者 WAY OF THE SWORD』をプレイするのにおすすめなカスタマイズPCもご用意しています。

サイコムの「鬼武者 Way of the Sword」動作確認済みPCはこちら

6-1.シンプルな構成で始めたいなら「G-MasterVelox III」 

ゲーミングPCを初めて買うとき、CPUやマザーボード、電源の組み合わせまで自分で決めるのは簡単ではありません。G-MasterVelox IIIは、「BTOはパーツ選びが難しい」という声をもとに生まれたシリーズです。

複雑なカスタマイズをしなくても十分な性能を発揮できるようパーツが厳選されており、PCに詳しくない人でも構成を決めやすいのが特長です。

G-Master Velox III Intel Edition

【G-Master Velox III Intel Edition】標準構成
CPUIntel Core Ultra 5 225F(3.3GHz/10コア/10スレッド)
メモリDDR5-5600 16GB(16GB×1)
マザーボードIntel B860チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060(8GB)
外形寸法幅215×奥行き473.5×高さ454mm

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G-Master Velox III AMD Edition

【G-Master Velox III AMD Edition】標準構成
CPUAMD Ryzen 5 9600(3.8GHz/6コア/12スレッド)
メモリDDR5-5600 16GB(16GB×1)
マザーボードAMD B850チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060(8GB)
外形寸法幅215×奥行き473.5×高さ454mm

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6-2.標準構成のまま快適に遊ぶなら「G-Master Spear 2 X870A」 

G-Master Spear 2 X870Aは、2011年から続くサイコムの主力シリーズ「G-Master Spear」の第2世代モデルです。ビデオカードには、今回の検証と同じGeForce RTX 5060 Ti 16GBを標準で搭載。標準構成のままでFHDからWQHDまで快適に遊べます。

CPUはRyzen 7 9700X、メモリは32GBと余裕を持たせた構成で、電源にも80PLUS GOLD認証の850Wを搭載しています。WQHDで100fps以上を狙いたい場合や、4Kで遊びたい場合は、カスタマイズでRTX 5070以上のビデオカードも選択できます。

ケースには、Fractal Designの「Epoch」をベースにフロントファンフィルターを加えた、サイコムオリジナル仕様の「Epoch S」を採用しました。前面3基のファンで効率よく冷やしながら、ほこりの侵入も抑えられます。

G-Master Spear 2 X870A

【G-Master Spear 2 X870A】標準構成
CPUAMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz/8コア/16スレッド)
メモリDDR5-5600 32GB(16GB×2)
マザーボードAMD X870チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD PCI-E Gen5)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti (16GB)
外形寸法幅215×奥行き447×高さ469mm

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7.まとめ

今回は、GeForce RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070、RTX 5070 Tiの3製品で、『鬼武者 Way of the Sword』の公式ベンチマークと実プレイのフレームレートを比較しました。

FHDなら3製品とも余裕があり、WQHDでもRTX 5060 Tiは実プレイで平均82.5fpsを記録。60fpsを目安にするなら十分快適に遊べます。100fps以上を狙うならRTX 5070、それ以上を求めるならRTX 5070 Tiがおすすめです。 

4Kはビデオカードへの負荷が大きいものの、DLSS Qualityを有効にするとフレームレートを大きく引き上げられました。RTX 5060 Tiでも平均62.0fpsまで伸びますが、1% Lowは49.2fpsのため、負荷の高い場面では60fpsを下回ることがあります。4Kで60fps以上を安定して保つなら、1% Lowでも67.1fpsを記録したRTX 5070以上を選びましょう。 

本作を快適に楽しむために、やみくもに上位のビデオカードを選ぶ必要はありません。FHDやWQHDが中心なのか、4Kでも滑らかな映像を求めるのか。プレイする解像度と目指すフレームレートを決めたうえで、自分の環境に合った1枚を選んでみてください。

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