コストパフォーマンス最高のゲーミングPC選び!価格と性能のバランスを見極めるポイントを解説

ゲーミングPCを購入する際、まず注目するポイントはパフォーマンスですが、予算にも制限がありますから、やはりコストパフォーマンスの良さも同時にチェックしておきたいポイントです。できるだけ予算を抑えながら最大限の性能を引き出すためにはどうすればよいか?本記事ではコストパフォーマンスに焦点を当てて、効果的な選び方や購入時のポイントについて解説していきたいと思います。

コストパフォーマンスが良いと言うと、一般的には“低価格”というイメージになりがちですが、ゲーミングPCの場合は、どちらかというと、コストに見合った性能という点を重視すべきです。特にビデオカード(グラフィックボード)は性能に応じて、価格が跳ね上がるパーツです。しかし、この予算を無理やり抑えてしまうと、満足なプレイができず、ある意味では本末転倒な結果になることも珍しくありません。

安くて性能もそこそこのパソコンと、初期投資額は大きくなっても、長く安心して使えるパソコン。トータルで考えると後者のほうがコストパフォーマンスが高いと言えるかもしれません。その意味では、信頼できるメーカーやブランドのゲーミングPCを選ぶのもコストパフォーマンスを向上させるポイントです。コストパフォーマンスを追求するのであれば、保証やアフターサポートについてもしっかりチェックしておきましょう。

本記事ではおすすめのゲーミングPCをいくつか紹介していきます。価格帯や特色によってカテゴライズしていますので、その中から、予算と求める性能のバランスを考えつつ、コストパフォーマンスが最大限となる組み合わせを見つけ出してください。




1.ゲーミングPCのコスパを最大化するための予算設定と優先順位

1-1.ゲーミングPCとは?

パソコンは、様々な用途に対応できる汎用性が魅力のひとつではありますが、その中でも、特にゲームを快適にプレイすることを前提に、開発、設計、製造された、ゲームプレイに必要な性能を備えたパソコンのことを“ゲーミングPC”と呼びます。昨今のPCゲームは、美麗な3Dグラフィックスによる映像表現が重視される傾向にありますので、その映像を快適に楽しみつつ、操作性も犠牲にしない性能が求められます。

そのため、ゲーミングPCには、高性能なCPUとビデオカードが組み合わされることが多く、特にビデオカードの性能が重視されます。高性能のビデオカードは非常に高価なので、ゲーミングPCの価格は、安いもので10万円前半から入手可能ですが、最新のPCゲームを楽しむのであれば、30〜50万円程度の予算が必要になることも珍しくありません。

こちらもCHECK

初心者でもわかる!ゲーミングPCの基礎知識とおすすめの選び方を解説

eスポーツの流行やYouTubeのゲーム実況の配信などを見て、自分もパソコンでゲームをしたいという人が増えています。しかし、パソコンがあるからといって、すぐに何でもプレイできるわけではありません。自宅 ...



1-2.プレイしたいゲームや用途に応じた性能を選ぶ

ゲーミングPCを購入する場合、最初に検討したいのは、どんなゲームをプレイしたいかです。ゲームによって、パソコンに求められる性能は変わってきます。せっかくゲーミングPCを購入したのに、ゲームの要求スペックを満たすことができず、満足にプレイできないなんてことにならないように、必ず購入前に、自分のプレイしたいゲームが求めるスペックを調べておきましょう。

ゲームをプレイするだけならば、ゲームの要求スペックを満たしていれば問題ないのですが、例えばゲーム配信にも挑戦したい場合、あるいは同じパソコンで動画編集もやってみたいといった場合は、ビデオカードだけでなく、CPUの性能やメモリ容量などもさらに必要となってきます。

ゲーミングPCを購入する場合は、まず自分がやりたいゲームの要求スペックをチェック。そして、ゲーム以外の用途にも使用するかどうかを検討した上で、パーツ構成や予算などを考える必要があります。自分のプレイしたいゲームが満足にプレイできない性能のパソコンは、いくら価格が安くても、決してコストパフォーマンスが良いとは言えないのです。



1-3.ゲーミングPCはモニター選びも重要

ゲーミングPCを購入する場合、パソコンの性能だけでなく、組み合わせるモニターについても注意が必要です。どんなに高性能なゲーミングPCを使っても、モニターの性能が低ければ、まったくその真価を発揮することができないのです。

モニターを選ぶ場合、最初に注目したいのが解像度。最低でもフルHDと呼ばれる解像度が1,920×1,080のものを選びたいところです。予算が許すのであれば、WQHD(2,560×1,440)と呼ばれる解像度のモニターもかなり入手しやすい価格になっているので、こちらも注目してみたいところです。さらに解像度の高い4K(3,840×2,160)も魅力的な選択肢ではありますが、4K解像度でゲームを快適にプレイするためには、かなりハイエンドの構成が必要となりますから、コストパフォーマンスを求めるのであれば、自分がプレイしたい解像度も事前にチェックしておく必要があります。

また、ゲームをプレイする場合は、モニターのリフレッシュレート(Hz)も重要です。リフレッシュレートは、1秒間に何回画像を更新できるかを表す指標で、例えば60Hzの場合、1秒間に表示される画像が60回更新されることになります。一方、ゲーミングPCのパフォーマンスを計測する際、フレームレート(fps)と呼ばれる指標が使われますが、このフレームレートは、対象となるゲームの画像を1秒間に何枚描画できるかを表すもので、fpsの値が大きいほど、描画がなめらかになり、プレイの快適さも向上します。一般的に、60fps以上でプレイできる環境が求められますので、モニターのリフレッシュレートも60Hz以上のものを用意したいところです。

モニターを選ぶ場合は、そのほかにも液晶パネルのサイズや駆動方式、反応速度など様々なチェックポイントがあります。そのあたりの詳細はあらためて解説したいと思いますが、ゲーミングPCの場合はモニター選びも重要だということを覚えておいてください。



1-4.ゲーミングPCの予算設定のポイント

一言でゲーミングPCと言っても、10万円前半から50万円を超えるものまで、価格帯の幅は非常に広いです。ゲーミングPCの価格に大きな隔たりがある最大の理由はビデオカードで、ビデオカードの価格差が、そのままパソコンの価格差と考えても良いでしょう。

ゲーミングPCの予算を決める場合は、まず自分がプレイしたいゲームに必要なスペックを調べるところから始める必要があります。最低でもそのスペックを満たしていないと、満足のいくプレイが期待できないからです。前項でもお話した通り、フルHDで60fpsを満たすことがゲーミングPCのひとつの基準となります。この数値を出すためにはどの程度のスペックが必要になるかを知るためには、事前の情報収集が重要となります。

自分のプレイしたいゲームが決まっていない場合や様々なゲームを試してみたいという方は、10万円後半から20万円前半の価格帯がおすすめです。この価格帯の性能であれば、最新の3Dゲームでも、設定次第で快適にプレイすることができます。さらに快適なプレイを目指したい、あるいは長く使いたいという方は、30万円クラスのゲーミングPCも視野に入れておきたいところです。



1-5.重要パーツの優先順位を考える



快適なゲームプレイを目指すのであれば、CPUもビデオカードも最高級のものを使用するのが一番手っ取り早いのですが、予算的にそれは非常に難しいと思います。できるだけコストを抑えつつ、パフォーマンスを追求する、つまりコストパフォーマンスを求めるのであれば、ゲーミングPC全体の予算をいかに効率的に割り振るかを考える必要があります。その中でも、重視すべきなのは、ビデオカード、CPU、メモリとなります。

ゲーミングPCにおいて最も優先すべきパーツはビデオカードです。先にもお話した通り、ビデオカードの性能がゲーミングPCの性能を左右すると言っても過言ではありません。ただし、高性能なビデオカードは非常に高価で、現在のハイエンドクラスとなる「NVIDIA GeForce RTX 4090」を搭載したビデオカードは、30万円を超える製品も珍しくありません。その意味で言えば、どの程度まで妥協できるかもビデオカード選びのポイントになります。フルHD・60fpsでプレイできるビデオカードのラインはどのあたりかなどを事前にしっかり調べておくと良いでしょう。

一方、パソコンのメインパーツともいえるCPUの場合、ゲーミングPCに限っては、あまり高性能のものを用意する必要はありません。ただし、性能が低すぎると、CPUの処理がボトルネックとなって、ビデオカードの性能をフルに発揮できなくなりますので、そのあたりのバランスにも注意しましょう。ゲームだけでなく、配信や動画編集などにも挑戦したい場合は、CPUの性能も重要になりますので、ある程度の予算を割く必要があります。

続いて重要となるのがメモリです。メモリはパソコンにおける作業スペースで、容量が多ければ多いほど、様々な処理が快適になりますので、最低でも16GB、配信などをする場合は32GB程度のメモリを搭載しましょう。メモリの場合、転送スピードも重要なファクターになりますが、コストパフォーマンスを重視するのであれば、速度よりも容量のほうが重視すべきポイントになります。

そのほか、ストレージや電源ユニット、CPUクーラー、PCケースなど検討すべきパーツはたくさんあります。これらのパーツは優先順位こそ低くなりますが、何でも良いということは決してありません。コストを抑えるために、電源ユニットやCPUクーラーを最低限のもので済ませると、パソコン自体の安定性や寿命に悪影響となり、結果としてコストパフォーマンスが悪いパソコンになってしまうので注意しましょう。

こちらもCHECK

初めての方でも問題なし!BTOパソコンの基礎知識からパーツ選びまでを徹底解説

BTOパソコンとは、Build To Orderの略で、利用用途にあわせてカスタマイズしたパソコンのことです。自由にカスタマイズできることがBTOパソコンの特徴で、特に利用目的がはっきりしていて、その ...




2.コスパの優れたゲーミングPCの選び方

2-1.ゲーミングPCはノートよりデスクトップ

最近は、ゲームがプレイできるノートPC、いわゆるゲーミングノートPCも人気です。部屋が狭く設置場所に困っている人にも最適なコンパクト性、外出先でもゲームがプレイできる利便性などが人気の秘密ですが、コストパフォーマンスという点ではあまりおすすめできません。

基本的にノートPCの場合は、CPUやビデオカードのGPUに省電力版が採用されていることが多く、価格はあまり変わらないのに、性能面でデスクトップに一歩劣るということも少なくありません。また、モニターがセットになっている分、価格が高くなっている点も見逃せないところです。セットになっているおかげで外出先などでもプレイできるわけですが、やはり大型のモニターでプレイする迫力には及びません。

さらに、拡張性は圧倒的にデスクトップPCのほうが高く、メモリの増設やビデオカードの感想などが可能なので、将来的なパワーアップも比較的容易にできます。また、排熱性もデスクトップPCのほうが高い点も注目です。パソコンは精密機械なので熱に弱く、排熱が上手くいかないと、性能をフルに発揮できないだけでなく、寿命にも大きく影響します。その意味では、デスクトップPCのほうが長く使える可能性が高く、コストパフォーマンス的にも有利だと言えるのです。



2-2.コスパを求めるのならBTOパソコンがおすすめ

ゲーミングPCを購入する場合は、大手メーカーよりもBTOメーカーで購入するのがおすすめです。大手メーカー製のパソコンは、保証やサポート面に関しては非常に優秀ですが、パーツ構成があらかじめ指定されていることがほとんどで、メモリやストレージの容量を変更できる場合もありますが、自由度は非常に低く、結果として性能か価格のいずれかを妥協しなくてはいけなくなります。また、独自の機能やソフトウェアが用意されていることが多く、比較的割高な価格設定となっているので、特にコストパフォーマンスという点ではあまりおすすめできません。

一方、受注生産(Build-to-Order)のBTOパソコンは、カスタマイズの自由度が高く、希望するスペックに限りなく近いパソコンを入手することができます。コスト面だけで考えると、自分で組み立てる自作PCも選択肢のひとつになりますが、パーツを調達する手間、組み立てるための知識や経験が必要となるのに加え、サポートや保証もなくすべてが自己責任となるので、あまりパソコンに詳しくない人にとってはかなりハードルが高くなります。BTOパソコンの場合は、大手メーカーにも負けないサポート体制を用意しているメーカーもあり、パソコン初心者や知識にあまり自信のない方でも安心して利用できます。

こちらもCHECK

パソコン初心者でも安心!BTOパソコンの選び方とおすすめモデル

BTOパソコンとは、自分で選択したパーツをベースに、BTOメーカーが組み立ててくれるパソコンのことです。自分に必要な性能や機能を選んでカスタマイズできるため、自分だけのパソコンを手軽に入手することがで ...



2-3.セールを利用してお買い得パソコンを狙う

パソコンは欲しいと思ったときが買い時と言いますが、やはり少しでも安く購入したところです。ほとんどのBTOメーカーでは、定期的にセールが開催されますので、購入を検討している方は特に注目してみてください。

セール開催時には、限定ラインナップが追加されたり、特別な値引きが行われるなど、コストパフォーマンスを求める方は必見です。また、定期的なセールに限らず、メーカーによっては随時、様々なセールや施策が行われています。お得なセールを見逃さないように、BTOメーカーの公式サイトやSNSなどをこまめにチェックしてみると良いでしょう。



2-4.カスタマイズを有効に利用する

BTOパソコンのメリットは高いカスタマイズ性なので、自分好みの構成のパソコンを入手したいのであれば、まずはBTOパソコンに注目したいところです。逆に、この高いカスタマイズ性を利用して、無駄なパーツを削ぎ落とし、価格をさらに抑えることができるのもBTOパソコンのメリットと言えます。

例えば、最近ではあまり使われなくなった光学ドライブを外せば、数千円とはいえ節約になります。そのほかキーボードやマウスなど、自分にとってすべてのパーツが必要かどうか、特にBTOパソコンを購入する際は、しっかりチェックしましょう。




3.コスパの優れたおすすめのゲーミングPC <予算別>

第3章、第4章では、BTOメーカー・サイコムがラインナップするゲーミングPCを価格やコンセプトに分けて紹介します。サイコムでは、いずれもモデルもカスタマイズが可能となっていますので、記事を参考にしつつ、自分に最適な構成を検討してみてください。


3-1.【10万円台】エントリーモデル「G-Master Velox II Intel Edition」

G-Master Velox II Intel Edition」は、サイコムによるゲーミングPCのエントリーモデルで、厳選された標準パーツとシンプルなカスタマイズ性が魅力の、BTOパソコン初心者におすすめのモデルとなっています。

CPUは「Intel Core i5-13400F」、ビデオカードは「NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB」を標準搭載。最新のPCゲームにも十分対応できるパフォーマンスを持ちながら、20万円を切る価格設定となっています。カスタマイズの幅は、同社の他モデルよりも絞られているので、パーツ知識の少ない人でも安心してパーツを選択できます。

PCケースのカラーはホワイトとブラックの2色。オプションでRGB LEDを追加すれば、ゲーミングPCならではの彩りを添えることもできます。なお、「G-Master Velox II」には、「AMD Ryzen 5 5600」を搭載した「AMD Edition」もラインナップされています。



3-2.【20万円台】定番のハイエンドスタンダード「G-Master Spear」

サイコムのゲーミングPCではスタンダードモデルとなる「G-Master Spear」シリーズ。標準構成では、Intel製CPUモデルは「Core i7-13700K」、AMD製CPUモデルは「Ryzen 7 7700X」を搭載するほか、ビデオカードには「NVIDIA GeForce RTX 4060」を採用しており、スタンダードモデルながらハイエンドといっても遜色のない構成となっています。

さらに、サイコムならではの幅広いカスタマイズによって、CPUのグレードを落としたり、ビデオカードを強化するなど、自分の好みの構成に変更することも可能。冷却性能と静音性の高さが魅力のNoctua製CPUクーラーや存在感を際立たせる黒のCoolerMaster製PCケースを採用するなど、一歩先を行くゲーミングPCを入手したいならまずは選択肢に入れたいラインナップとなっています。



3-3.【40万円台~】デュアル水冷で究極のハイエンド「G-Master Hydro」

高い冷却性能と静音性を両立する水冷ユニットを、CPUだけではなくビデオカードにも搭載した、サイコムが誇る究極のハイエンドモデルが「G-Master Hydro」シリーズ。パソコン内の2大熱源となるCPUとビデオカードを、2基の独立した水冷ユニットによって冷却することで、ピーク時には標準の空冷クーラーよりも10〜15℃ほど低く冷却するなど、高性能と安定性、そして静音性を求めるユーザーなら見逃せないモデルとなっています。

ビデオカードは、サイコムの独自仕様によって水冷化されているため、選択肢は「GeForce RTX 4070Ti」「GeForce RTX 4080」「GeForce RTX 4090」のいずれかとなり、予算に応じてチョイスすることができます。CPUは「Intel Core i7-13700K」あるいは「AMD Ryzen 7 7700X」が標準で搭載されていますが、こちらは幅広い選択肢が用意されていますので、求める性能やコストに応じて自由にカスタマイズすることができます。

また、「G-Master Hydro」シリーズの新たなラインナップとして登場した「Extreme」モデルは、CPUの冷却にFractal Design社製360mmラジエーター搭載水冷ユニットを採用。さらなる冷却性能を実現していますので、ハイエンドCPUを採用したい人はぜひチェックしてみてください。




4.コンセプトで選ぶゲーミングPC

4-1.配信者向けの水冷ハイエンド「Lepton Stream Box」

映像編集やライブ配信などに最適化された、プロフェッショナル向けを謳う「Lepton」シリーズにおいて、配信者向けとして用意されたモデルが「Lepton Stream Box」です。水冷ユニットを採用したハイエンド構成で、CPUは「Intel Core i7 13700K」、ビデオカードは「GeForce RTX 4070」を標準で採用しており、ゲーミングPCとしての性能はもちろん、ゲーム実況などのライブ配信にも最適な構成となっています。

1080p/60fpsの録画・配信に対応したキャプチャーボードが搭載されているのが特徴で、マザーボードには配信者に最適な機能を盛り込んだ「ASRock Z790 LiveMixer」を採用し、豊富なUSBポートを備えているのも注目のポイント。せっかくゲームをプレイするのであれば、配信もやってみたいという方におすすめのモデルに仕上がっています。



4-2.静音にこだわるなら「Silent-Master PRO」

サイコムが贈る究極の静音PCとして注目を集める「Silent Master PRO」シリーズは、Intel製の低電圧版CPUとファンレス仕様のNoctua製CPUクーラーを組み合わせた、まさに決定版ともいえる静音PCとなっています。

サイコム独自のチューニングにより、低電圧版のCPUでも本来の性能以上のパフォーマンスアップが図られており、ビデオカードにも「GrForce RTX 4060Ti」を標準搭載。ゲーム用途にも十分対応できるパフォーマンスを秘めています。

電源ユニットもセミファンレス仕様で、アイドル時はほぼ無音とも言える静音性を実現。静かな環境でのゲームプレイを求める人におすすめの構成となっています。



4-3.見た目重視のライトアップPC「G-Master Luminous RGB Z790/D4」

サイコムのゲーミングPCの中でも異彩を放つ「G-Master Luminous RGB Z790/D4」は、ゲーミングPCならではの魅力とも言えるLEDによるライティングを存分に楽しめるのが特徴で、世界的なパーツメーカーであるASUSとの協業によって生み出されたコンセプトモデルとなっています。

ゲーミングPCをより美しく魅せるシステムである「ASUS AURA SYNC」を採用し、ほとんどすべてのパーツのLEDを同期制御することが可能。ケースファンはもちろん、マザーボード、ビデオカード、メモリ、水冷ユニット、電源ケーブルなどのLEDが流れるような美しい光の演出を実現します。

また、PCケースには強化ガラスサイドパネルを採用。光の演出を楽しみながらゲームがプレイできる、まさに“魅せる”ゲーミングPCとなっています。



4-4.コンパクトな小型ゲーミングPC「G-Master Spear Z790-Mini/D4」

G-Master Spear Z790-Mini/D4」は、MicroATXを採用したミニタワー型のゲーミングPCで、設置スペースを抑えたい方におすすめの省スペース型モデルとなっています。

省スペースPCは、排熱やサイズの問題でハイエンドのビデオカードが採用しにくいため、どちらかというとゲーミングPCには不向きですが、「G-Master Spear Z790-Mini/D4」は標準で「GeForce RTX 4060」を搭載しているのに加え、カスタマイズによって「GeForce RTX 4070」までパワーアップすることが可能。省スペースとは侮れないポテンシャルを秘めています。

なお、サイコムの省スペース型ゲーミングPCには、デュアル水冷の「G-Master Hydro」シリーズにもラインナップが用意されており、ビデオカードは「GeForce RTX 4070Ti」のみとなりますが、ハイエンドかつ省スペースなゲーミングPCをお求めの方はこちらも注目してみてください。

こちらもCHECK

ゲーミングPCを購入するならBTO!サイコムのおすすめモデル&選び方ガイド

ゲームを楽しむためには、高性能なゲーミングPCが必要不可欠です。しかし、その性能や機能、価格などには様々な種類があり、どの製品を選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、本記事では ...




5.まとめ

ゲーミングPCは、ビデオカードが必須になるためどうしても高価格になってしまいますが、その中でも、できるだけコストを抑えて、最大限のパフォーマンスを引き出し、快適なゲームプレイを目指したいところです。

できるだけ予算を抑えるためには、ゲームをプレイするために必要なパーツの優先順位を明確にし、それに応じて予算を割り振っていくのが最適です。ただ予算を抑えるだけでは、自分がやりたいゲームも満足にプレイできない中途半端な構成になってしまいます。特にゲーミングPCの場合は、ビデオカードにはできる範囲で予算を割り振り、その他のパーツはバランスを考えつつ、必要最低限に抑えていくのが良いでしょう。

決して、コストパフォーマンス=低価格ではありません。安くてもすぐに壊れてしまうようではまったく意味がありません。長く安心して使えることも、トータルで考えれば、コストパフォーマンスが優れていると言えるかもしれません。その意味でも、保証やサポートの重要性もしっかりと押さえておくべきポイントです。特にパソコンの知識に自信のない方や初心者の方は、保証やサポートがしっかりしたBTOメーカーなどで購入したほうが、長い目で見ても、損のない買い物になるはずです。

今回の記事では、サイコムのラインナップを紹介しましたが、それぞれのモデルの特徴を掴みつつ、自分にとって最高のコストパフォーマンスとなる構成を見つけ出してください。ハイエンドモデルやコンセプトモデルは決して安くはありませんが、その価格に相応しいパフォーマンスを発揮しますので、費用対効果という点では非常に優れたモデルが揃っています。

パソコン選びにおいて価格は非常に大切な要素です。本記事を通じて、予算を最大限に活かしつつ、理想的なゲーミングPCを入手するための知識を身につけ、コストとパフォーマンスが最適なバランスのゲーミングPCで、快適なゲームライフを楽しんでください。



BTOパソコン売れ筋ランキング

(4月1日~4月31日)

  • 1位
    1位G-Master Velox II Intel Edition
    高品質なパーツを採用した納得の標準構成と厳選されたオプションパーツでシンプルなカスタマイズが楽しめる新機軸のゲーミングPC!
    定番のインテル® Core™ プロセッサ搭載モデルです。
  • 2位
    2位G-Master Spear Z790/D5
    DDR5メモリとインテル® Core™ プロセッサを採用するミドルタワー型ゲーミングPC。
    高性能と高拡張性を実現したゲーマー向けハイエンドモデルです。
  • 3位
    3位Radiant GZ3500Z790/D5
    インテル® Core™ プロセッサとDDR5メモリを搭載するATXミドルタワー型モデル。BTOならではのカスタマイズの幅が広いスタンダードなモデルです。
  • 4位Radiant VX3100B660/D4
    インテル® Core™ プロセッサ(第14世代)採用のMicroATXミニタワー型モデル。ミドルタワー型PCは大きくて置けない、でも高性能なパソコンが欲しい!とお悩みの貴方にオススメ!
  • 5位G-Master Hydro Z790 Extreme/D5
    CPU冷却に360mm大型ラジエーターの水冷ユニットを搭載するデュアル水冷ゲーミングPC。インテル® Core™ プロセッサとサイコム独自に水冷化したGeForce RTX4000シリーズとの組み合わせで、最強のゲーミング環境を実現します。
  • 6位Silent-Master NEO Z790/D5
    こだわりのNoctua製空冷CPUクーラーを採用し、エアーフローと静音性のバランスを極めた静音PC。インテル® Core™ プロセッサを搭載するATXミドルタワー型モデル。
  • 7位G-Master Spear X670A
    Zen4アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 7000シリーズを搭載するミドルタワー型ゲーミングPC。高性能と高拡張性を実現したゲーマー向けハイエンドモデルです。
  • 8位Silent-Master PRO Z790/D5
    低電圧CPUとファンレスCPUクーラーを組み合わせることにより誕生した究極の超静音PC。独自セッティングにて低電圧CPUの性能向上も実現しました。
  • 9位Radiant GZ3500X670A
    Zen4アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 7000シリーズ搭載ATXミドルタワー型モデル。BTOならではのカスタマイズの幅が広いスタンダードなモデルです。
  • 10位Premium-Line B760FD-Mini/T/D5
    「いいものを永く」のコンセプトで標準2年保証や無償オーバーホールサービスが付いた高品質PCに、インテリア性の高いスタイリッシュデザインの省スペースPCが登場。