知識があるからこそわかるプロのすごさ - ビッケブランカさんが語るサイコムのBTOパソコン

ハイトーンボイスを駆使した独創性の高い音楽で注目を集め、音楽ストリーミングサービスでの全楽曲総再生回数が5億回を超えるなど、幅広い層からの高い支持を集める人気シンガーソングライターのビッケブランカさん。

ビッケさんの音楽は、映画やドラマ、アニメなどの主題歌やCMソングなどにも数多く起用されており、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。そんなビッケさんが音楽制作に使用するパソコンは、実はサイコムのBTOパソコンなのです。

そこで今回は、ビッケさんにお話を伺い、サイコムのBTOパソコンの魅力についてを語ってもらいました。

ビッケブランカさんとパソコンの出会い

ビッケブランカさんが初めてパソコンに触れたのは小学生の頃。親が使っていたパソコンを使って『バーチャコップ』などのゲームを楽しんでいたと言います。「当時はインターネットに繋ぐのもモデムで、ピーヒョロヒョロヒョロヒョロって(笑)」と昔を懐かしみながら、パソコンとの出会いを振り返ってくれました。

音楽制作を始めた当初は、パソコンではなく、MTR(マルチトラックレコーダー)と呼ばれる機材を使っていたとのことですが、レコード会社と契約した際にのノートパソコンを支給され、そこから音楽制作にパソコンを使うようになったそうです。

「最初はすごく快適だったんですよ。でもどんどん古くなっていって、15分くらいに1回落ちるようになって……。落ちたら立ち上げ、落ちたら立ち上げ、それを何度も繰り返すストレスの中で曲を作っている時期がありました」

あまりのストレスに、「どうしたら快適になるか?」を模索し始めたビッケさん。
まったく思うように曲が作れない状況に、支給されたノートパソコンへの信頼も落ち込み、「これは環境ごとごっそり変えてしまったほうが良いのでは?」そんな思いから、デスクトップパソコン、しかも自作へと行き着いたと振り返ります。

「もともと物を作るのが好きだったというのもありますが、僕の中では、もうパソコンを自作する以外に考えつかなったんです。それで、いろいろと調べながらパーツを集めて、パソコンを自作するようになりました」

自分で組んだパソコンが動くのを見て「それはもう、うれしかったです」と笑顔を見せるビッケさんですが、
「まともに動かせていないのではないか」という不安が常に頭をよぎっていたそうで、「周りに教えてくれる人もあまりいなかったので、設定をいじったり、パーツを組み替えたり、本当に試行錯誤の連続でした」と当時の様子を教えてくれました。

「最初は、ケースの前面ファンが吸気で、背面も吸気になっているみたいな失敗もたくさんしました。それでも動いてはいるので、僕自身は出来ている気でいたんです。でも、知識を深めれば深めるほど、自分の足りないところが見えてくる。そして、これはプロの方に任せたほうが良いのではないかと思うようになったんです」

そんなビッケさんが出会ったのがサイコムのBTOパソコン。多彩なラインナップに心を踊らせながら、日々、自分に最適なカスタマイズプランを検討し続けたと言います。

「サイコムさんのホームページを見ながら、この組み合わせが良いんじゃないか、いやこちらのほうが……みたいな感じで、いろいろ考えて。推奨はCore i7だけど、Core i9に変えたほうが、いやそうすると発熱的に厳しいか、みたいに。本当に2~3週間で、カメラロールにスクショがいっぱい貯まりました(笑)。でも、この悩んでいる時間がやっぱり一番楽しいんですよね」

ビッケブランカさんとパソコンを使った音楽制作

ビッケさんの奏でる音楽はサイコムのBTOパソコンを使って作り出されていますが、あらためて、パソコンを使って音楽を作る意味について伺ってみました。

「自分は、ピアノやギターで作った音をパソコンに取り込んで仕上げるのが基本です。アレンジャーの方にアレンジしてもらうというスタイルももちろんありますが、自分はオタク気質ということもあって、どうせなら自分で、リズムもつけたいし、歌も録りたいし、楽器も振りたいし、エフェクトもかけたいタイプなんです。自分で最後まで仕上げるのが、自分にとっては当たり前のルール。そのためには、パソコンがパートナーとして絶対に必要だったんです」

パソコンを使って音楽を作ることが当たり前の時代になり、多くの人がパソコンを使って音楽を作っています。そして、これからパソコンを使って音楽を作ろうと思っている人に対して、「パソコンの知識はあったほうが良い」とビッケさんは助言します。

「特に、何かトラブルがあったときに、知識が必要になると思います。例えば、スピーカーから音が出ない場合、普通の人だったら、ケーブルが外れているとか、接触が悪いとか、そのあたりまでしか考えが至らないと思うのですが、知識があれば、インタフェースでちゃんと指定されているかとか、電力が足りていないのではないかとか、そういった感覚を持って、トラブルシューティングに当たれるわけです。その差はけっこう大きくて、その意味でもパソコンの知識はあったほうが良いと思います」

ビッケブランカさんとサイコムのBTOパソコン

サイコムのBTOパソコンを使ってみて、あらためてプロの技に感心したというビッケさん。それは、自作経験があったからこそだと分析します。

「自分にある程度の知識があるからこそ、プロの凄さがわかるんですよ。こだわりを持っている人たちが緻密に作り上げた美しさ。これは自分で作った経験があるからこそわかることだと思います。『俺でもできる』なんていうのは、知らないからこそ言える言葉で、少しでも触れたことがある人なら、決して到達できない次元にあることがわかるんじゃないかと思いますし、僕自身もひしひしと感じています」

ただ、サイコムから届いたBTOパソコンをそのまま利用するのではなく、自分なりのカスタマイズとして、ケース内にRGBファンを追加しているのもビッケさんならではのこだわり。
「生意気にも自分の血も通わせていただきました」と照れ笑いを浮かべながらも、これができるのもBTOパソコンの良さであり、知識を持つことの良さだと付け加えます。

現在、ビッケさんは、映像編集者向けとして人気の高い「Lepton Motion Pro Z790/D5」、静音性と性能を高いレベルで両立する「Silent-Master NEO Z790/D5」、そしてコンパクトな筐体が人気のプレミアムモデル「Premium Line B760FD-Mini/T/D5」といった3台のサイコム製BTOパソコンを所有。(※「Lepton Motion Pro Z790/D5」、「Premium Line B760FD-Mini/T/D5」は販売終了しました。)


「いずれもお気に入り」と笑顔のビッケさんですが、特に、第14世代のIntel Coreプロセッサーとサイコムオリジナルの超静音ビデオカード「Silent Master Graphics」を組み合わせた最新の「Silent-Master NEO」への期待が大きいと言います。

「自分がパソコンに求めている性能は、曲作りにおいては“静かさ”、ゲームをプレイする上ではやはり“グラフィック性能”です。その意味では、やはり『Silent-Master』は最強ですよね。最初に立ち上げたとき、本当にやばくて。音がしなさすぎるので『これ本当に動いているの?』って不安になったぐらいです(笑)」

ヘッドホンは使わず、スピーカーから音を出して音楽制作を行うというビッケさんにとって「静音性」は非常に大事なキーワード。
今回は、第14世代のIntel Coreプロセッサーと「Silent Master Graphics」の組み合わせを優先して「Silent-Master NEO」を導入したとのことですが、ファンレスCPUクーラーを採用した「Silent-Master PRO」にも興味津々の様子。
「4台目か……」とさらなる導入を検討するビッケさんに、あらためてサイコムのBTOパソコンの魅力について伺ってみました。

「例えば静音性とか、何か目指すものがあるとき、どこまでも振り切って、とんでもない情熱と時間を掛けて、徹底的に追求し、そこにちゃんと到達する実績を残されているところが一番すごいと思っています。『Silent-Master』を作るまでのお話を伺っても、完成に至るまでに掛けた工程や情熱のひとつひとつが驚かされることばかり。大の大人が子どものように夢中になって突き進んでいる姿勢は、見ているだけでも気持ちが良い。そして、それは音楽作りも同じだと思っているので、そこにシンパシーをすごく感じているのだと思います」

実際に埼玉県八潮市にあるサイコムの工場にまで足を運んだことがあるほど、サイコム愛が溢れるビッケさんですが、さらにサイコムに求める点について、次のように語ってくれました。

「ここまで来たら、世界が認めるような、サイコムさん的最強パソコンを作って欲しいですね。それが実際に可能なのかはわかりませんが、誰が見ても世界最強のパソコン。どの分野においてみたいなヤボな質問も起こらないくらいの最強パソコンを作ってもらいたい。そしてそれを僕に提供してください(笑)」

最後にオチをつけてくれたビッケさんですが、パソコン購入を検討している読者に対してもメッセージを送ってくれました。

「実際、静音とか水冷とか、それぞれの分野に特化したサイコムさんのBTOパソコンは、すでに最強と言える域に達しているのではないかと思っています。なので、サイコムさんのラインナップを見れば、絶対自分にピッタリのパソコンがあるはずなので、ぜひそれを皆さんも見つけてみてください」

音楽制作にもおすすめなサイコムのBTOパソコン

Lepton Motion Pro Z890

「Lepton Motion Pro Z890」の標準構成
CPU:Intel Core Ultra 7 265K【3.9GHz、20コア/20スレッド】
メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2)
チップセット:Intel Z890 チップセット
SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX5060 Ti 16GB

Silent-Master NEO B850A

「Silent-Master NEO B850A」標準構成
CPU:Intel Core Ultra 5 245K【4.2GHz、14コア/14スレッド】
メモリ:DDR5-5600 16GB(8GB×2)
チップセット:Intel Z890 チップセット
SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカード:【Silent Master Graphics】NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(8GB)

Premium Line Mini B860FD/T

「Premium Line Mini B860FD /T」標準構成
CPU:Intel Core Ultra 5 235【3.4GHz、14コア/14スレッド】
メモリ:DDR5-5600 32GB(16GB×2)
チップセット:Intel B860 チップセット
SSD:1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti (16GB)

BTOパソコン売れ筋ランキング

(6月1日~6月30日)

  • 1位
    1位G-Master Spear X870A
    Zen5アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 9000シリーズを搭載するミドルタワー型ゲーミングPC。高性能と高拡張性を実現したゲーマー向けハイエンドモデルです。
  • 2位
    2位Premium Line X870FD-A
    「いいものを永く」のコンセプトで標準2年保証、無償オーバーホールなど末永くご愛用いただくためのアフターサービスが充実した、AMD Ryzen 9000シリーズ搭載のプレミアムPC。
  • 3位
    3位G-Master Spear Z890
    AI時代の新CPU、Intel Core Ultraプロセッサを搭載するミドルタワー型ゲーミングPC。高性能と高拡張性を実現したゲーマー向けハイエンドモデルです。
  • 4位Radiant GZ3600X870A
    Zen5アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 9000シリーズ搭載ATXミドルタワー型モデル。BTOならではのカスタマイズの幅が広いスタンダードなモデルです。
  • 5位G-Master Spear Mini B850A
    AMD Ryzen 9000シリーズを搭載する容量26.3リットルとコンパクトながら幅広いカスタマイズ性とミニマルなデザインを持ち合わせたゲーミングPC。
  • 6位Radiant GZ3600Z890
    最新のIntel Core Ultraプロセッサを搭載するATXミドルタワー型モデル。BTOならではのカスタマイズの幅が広いスタンダードなモデルです。
  • 7位Silent-Master NEO B850A
    こだわりのNoctua製空冷CPUクーラーを採用し、エアーフローと静音性のバランスを極めた静音PC。AMD Ryzen 9000シリーズを搭載するATXミドルタワー型モデル。
  • 8位G-Master Velox II Intel Edition
    高品質なパーツを採用した納得の標準構成と厳選されたオプションパーツでシンプルなカスタマイズが楽しめる新機軸のゲーミングPC!
    定番のインテル® Core™ プロセッサ搭載モデルです。
  • 9位Premium Line Z890FD
    「いいものを永く」のコンセプトで標準2年保証、無償オーバーホールなど末永くご愛用いただくためのアフターサービスが充実した、Intel Core Ultraプロセッサ搭載のプレミアムPC。
  • 10位G-Master Velox Mini B650A AMD Edition
    容量19リットルのコンパクト筐体にAMD Ryzen 9000シリーズとGeForce RTXシリーズを搭載するゲーミングPC。納得の標準構成と厳選されたオプションパーツでシンプルなカスタマイズが楽しめます。
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