
用途にあわせて自由に構成を選べるBTOパソコンメーカーとして、ゲーマーやクリエイター、そしてビジネスユーザーまで幅広い層から支持を集めるサイコムは、ハイエンドPCから究極の静音PC、ミニPCなど魅力的なラインナップを数多く用意しています。
公式サイトなどを見て、自分にピッタリのパソコンを見つけ出したとき、「性能」はもちろんですが、同時に気になるのが「購入方法」。パソコンは決して安い買い物ではありませんので、気楽にポチるとはなかなかいきません。
そこで今回は、サイコムでパソコンを購入する際の簡単な流れを決済方法を中心に解説します。サイコムが展開するパソコンのラインナップも一部紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
目次
1.サイコムとは
1-1.BTOパソコン専門メーカーとしての強み
サイコムは、1999年5月に埼玉県草加市にて、インターネットを利用したカスタムPCの販売をスタート。以降、インターネットを主戦場に信頼性の高いBTOメーカーとして、その地位を築いています。
サイコムが展開するBTO(Build To Order)は、用途や目的に応じて自由に構成を選べる受注生産方式を意味します。ただパーツを選んで、代わりに組み立ててくれる、いわゆる“組み立て代行”ではなく、“Craftsmanship”をキーワードに、熟練の職人たちが、パーツの品質と組み立て精度にこだわって生産。冷却性能や静音性も重視した設計により、ゲーミングPCやクリエイターPCなどのハイパフォーマンスが求められる用途でも、高い安定性と信頼性を実現しています。

1-2.個人から法人まで幅広く対応
サイコムといえばハイパフォーマンスのゲーミングPCを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ゲーミングだけでなく、クリエイティブや研究開発など幅広いジャンルに及んでいます。そして、その堅実な作りは、性能面だけでなく安定性や信頼性にも寄与。オフィス業務などで使用されるようなビジネス分野でも高い評価を獲得しています。
ハイエンドPCに注目が集まりがちなサイコムですが、もっとも注目したいポイントは保証、そしてサポート面です。パソコンを使用していると、どんなに丁寧に扱っていても、突然のトラブルや故障は避けられません。サイコムでは、無償で1年、有償で3年までの保証期間を設けているほか、専門のサポート要員が電話やメールでの相談に対応してくれますので、初心者はもちろん、経験のある人にとっても、安心してパソコンを使うことができます。
「理想のPCを自分で構成できる自由度」というBTOパソコンの理想を追求しながら、「安定性と信頼性」「サポート体制の充実」を実現。それこそが、個人ユーザーだけでなく、法人からもサイコムが選ばれる理由となっているのです。

2.個人・法人それぞれに最適なラインアップを展開
サイコムでは、ゲーミングやクリエイティブ用途のハイパフォーマンスモデルから、研究・開発向けのワークステーション、ビジネス用途にも最適なスタンダードモデルなど、用途に応じて様々なジャンルのパソコンを展開しています。実際のところ、個人向け、法人向けという明確な定義は行われていませんが、ここでは、それぞれのニーズに応えるラインナップを簡単に紹介します。
2-1.個人向けラインアップ
個人向けとして最初に挙げられるのがゲーミングPC。「G-Master」と呼ばれるブランドの下、最新GPU搭載のビデオカードを採用することで、FPSやMMORPG、アクションゲームなど、最新のPCゲームにも対応できるスペックのゲーミングPCが数多くリリースされています。
また、クリエイティブ用途でも映像編集に特化した「Lepton Motion Pro」や配信者に最適な機能を詰め込んだ「Lepton Steam Box」など、個性的なモデルを展開。さらに、静音性を徹底的に追求しながらも高い性能をキープする「Silent-Master」シリーズは、静かな環境で作業を行いたいクリエイターはもちろん、ゲームユーザーにも大きな注目を集めています。

2-2.法人向けラインアップ
サイコムのスタンダードモデルとなる「Radiant」シリーズは、シンプルかつソリッドな外観、必要最小限に絞り込んだ機能性、高いコストパフォーマンスから、ビジネス用途として高い人気を誇っています。
そして、プロフェッショナル向けとして、プロの現場にも耐えられる性能と安定性を両立した「Lepton」シリーズには、AIやCAD、学術計算などを行う企業や大学の研究室などでも幅広く採用される高性能HPCやワークステーションモデルなどもラインナップされています。
これは個人・法人の双方に言えることですが、サイコムが誇る細やかなカスタマイズ性は、特に使用パーツの選定や細かなスペックにこだわる法人用途において高く評価されるポイントとなっています。

3.サイコムの購入・決済方法
3-1.機種選択から注文まで
サイコムのBTOパソコンを購入する際は、まず同社公式サイトに展開されているさまざまなパソコンの中から、自分に最適なモデルを選択します。そして、「カスタマイズ・お見積り」ページを開き、パソコンの構成パーツを確認。パーツの変更や増設などのカスタマイズを行い、画面下部から確認画面に進み、問題がなければ注文画面に進みます。
カスタマイズ画面には、見積り金額のほか、分割支払いの場合の月々の目安が表示されています。分割支払を希望される方は、さらに細かく支払金額を確認できる「分割シミュレーション」も利用してみましょう。
また、「カスタマイズ・お見積り」ページには、注文から出荷までの「納期」も示されていますので、必ず確認しておきましょう。


3-2.決済方法をチェック
注文を進めていくと、「お支払い方法」の確認が行われます。サイコムでは、ユーザーのスタイルや導入目的にあわせて、複数の支払い・決済手段を用意。個人でも法人でも、安心して利用できる柔軟性が大きな特徴となっています。
3-2-1.個人向けの主な決済手段
サイコムにおける個人向けの決済手段としては「クレジットカード決済」「銀行・郵便口座振込」「ショッピングローン(分割払い対応)」、
キャッシュレス決済では「PayPay」「Amazon Pay」が用意されています。
「クレジットカード決済」における対応クレジットカードは、2025年11月現在、VISA、Master、NICOS、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubとその提携カードとなっており、「一括払い」のほか、「リボ払い」と「分割払い」(3・5・6・10・12・15・18・20・24回)から選択することができます。

また、クレジットカードを利用しない分割払いとなる「ショッピングローン」では、1回~60回の分割支払が可能ですが、24回払いまでは分割手数料が0%となっている点が大きな特徴となっていて、キャンペーン時には手数料が低減されるときもあります。

3-2-2.法人向けの決済手段
法人向けの決済手段も基本的には個人向けと同じですが、官公庁・学校法人に限り、納品後の支払いにも対応。サイコムのBTOパソコンは、個人・企業はもちろん、官公庁や学校法人など幅広いフィールドで活躍しています。

3-2-3.決済方法の注意点
パソコンの代金を支払う決済手段について説明しましたが、「クレジットカード決済」を利用する場合は、注文者とカード名義が一致している必要があります。
「銀行・郵便口座振込」の場合、振込確認日の当日から発送手続きが開始、つまり納期が発生します。そして、注文確認メール到着後7日以内に振込み手続きを行うことが必須となります。
「PayPay」または「Amazon Pay」をご利用の場合は、 ご注文後に配信される「お支払い方法のご案内メール」に、決済ページのURLが記載されています。
また、かつては「代金引換[現金]」にも対応していましたが、現在は行われていません。
3-3.決済終了から発送まで
決済の完了が確認されると、サイコムから1営業日以内に注文確定メール、そして組み立て開始メールとともに組立作業が開始となります。サイコムの工場にて、「組立作業」→「動作テスト」→「梱包」が行われ、「納期」内に出荷が行われます。
なお、サイコムでBTOパソコンを購入した場合、梱包資材費も含め、1台あたり、全国一律で2,920円(税込)の送料が必要となります。また、パソコンと同時購入したモニターの送料は1台あたり1,460円(税込)となります。

4.新登場の「法人リース」について
4-1.法人リースとは
ユーザーが選択した物件をリース会社が販売会社(サイコム)より購入し、その機材を比較的長期にわたって貸し出す取引のことをリース(ファイナンス・リース)と呼びます。
リースを使えば、初期費用を抑えて、最新のパソコンを月額固定で利用できるため、コストを平準化しながら常に最適な環境を維持することができます。
サイコムでは法人向けに、指定リース会社としてSFIリーシングを紹介。リース契約は一般法人のみで、個人ユーザーは契約できません。

4-2.リース導入のメリット
法人はリースを利用することによって、「資金の効率的運用」「費用の平準化」「減価償却の前倒し」「事務のアウトソーシング」といったメリットを享受することができます。
- 資金の効率的運用
多額の購入資金を必要とせず、銀行の借入枠、自己資金が温存できます。リース料は定額であり、金利は契約時の金利にて固定されます。
- 費用の平準化
リースは定額償却と同様、リース料が一定のため、費用の平準化を図ることができます。事業計画を勘案したリース期間を設定することで、収益と費用のバランスを保つことが可能となります。
- 減価償却の前倒し
リース期間を法定耐用年数よりも短く設定することで、購入した場合と比較して早く減価償却を終えることができます。
- 事務のアウトソーシング
リース料には保険料と固定資産税が含まれ、それらの手続きはすべてリース会社が行います。そのため、企業はリースを使って資産を導入すれば、それらの事務手間が省くことができます。

4-3.利用の流れ
法人の方がサイコムのBTOパソコンをリースで導入するための流れは以下の通りとなります。
- 製品選定と見積もり依頼
サイコム公式サイトで希望するBTOパソコンやワークステーションの構成を選定し、リース希望として見積もりを申請します。 - リース審査申込み
見積もり後、サイコムを通じて指定リース会社(SFIリーシング)でリース申込み手続きを行います。 - リース審査
法人情報や希望条件(リース期間・支払い方法など)を元にリース会社による審査が行われます。審査の結果によっては希望に添えない場合もあります。 - 契約・発注手続き
審査通過後、リース契約書が締結され、発注手続きが行われます。 - 商品製作・納品
サイコムで注文されたパソコン/ワークステーションの製作が開始され、完成後に法人宛てに発送・納品されます。 - リース料の支払い開始
納品完了月から、契約内容に基づいてリース料の定額支払いがスタート。リース期間は最短3年からとなっています。
5.多様な用途に応えるサイコムのBTOパソコンを紹介
5-1.究極のゲーミングPC「G-Master Hydro」シリーズ
BTOメーカー・サイコムは、多彩なゲーミングPCを展開していますが、その中でもフラッグシップとなるハイエンドゲーミングPC「G-Master Hydro」シリーズは、まさにゲーマー垂涎のゲーミングPCとなっています。
「G-Master Hydro」シリーズの最大の特徴は「デュアル水冷」。パソコン内の2大熱源となるCPUとビデオカードを、2基の独立した水冷式冷却ユニットを用いて冷却することで、最大限のパフォーマンスを引き出すというもので、ピーク時には標準の空冷クーラーよりも10~15℃ほど低く冷却することが可能となっています。
ビデオカードの水冷化はサイコム独自の技術によって実現。「NVIDIA GeForce RTX 50」にASETEK製の最新世代高性能水冷ユニットを組み合わせを採用しており、メンテナンスフリーで利用できるのも大きな特徴となっています。2025年11月中旬現在は、「GeForce RTX 5070 Ti」と「GeForce RTX 5080」の水冷化を実現していますが、さらに上位モデルの水冷化も予定されています。
「G-Master Hydro」シリーズは、ミドルタワーのデスクトップモデルのほか、Cubeタイプの小型モデルもラインナップ。いずれもIntelとAMDの両プラットフォームで展開されています。
G-Master Hydro Z890

| 【G-Master Hydro Z890】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
G-Master Hydro X870A

| 【G-Master Hydro X870A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | AMD X870 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
G-Master Hydro Z890 Cube

| 【G-Master Hydro Z890 Cube】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅202×奥行き451×高さ286mm |
G-Master Hydro B850 Cube

| 【G-Master Hydro B850 Cube】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | AMD B850 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅202×奥行き451×高さ286mm |
5-2.オフィス向けに最適なスタンダードモデル「Radiant」シリーズ
サイコムのラインナップにおいて、スタンダードモデルとして位置づけられているのが「Radiant」シリーズです。サイコムといえば、ゲーミングPCを中心としたハイスペックかつハイパフォーマンスなパソコンが主力という印象の強いメーカーですが、「Radiant」シリーズは非常にシンプルかつソリッドな標準構成が特徴となっています。
「Radiant」シリーズの多くは、ビデオカードを搭載せず、CPU内蔵のグラフィック機能を利用したシンプルな構成で、ゲームなどはあまりプレイしない人やビジネス用途に最適なラインナップとなっています。しかし、サイコムならではの充実したカスタマイズにももちろん対応しており、ハイエンドCPUやビデオカード、大容量メモリの搭載など、自由自在なカスタマイズが可能。コストパフォーマンスを追求したシンプルな構成のパソコンとしてはもちろん、細やかなカスタマイズによって特殊な用途にも最適化できる自由度から、個人はもちろん法人用途としても人気のラインナップとなっています。
Radiant GZ3600Z890

| 【Radiant GZ3600Z890】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 5 245K(4.2GHz、14コア/14スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 500GB(SATA/2.5インチ SSD) |
| ビデオカード | CPU内蔵グラフィック |
| 外形寸法 | 幅195×奥行き450×高さ442mm |
Radiant GZ3600X870A

| 【Radiant GZ3600X870A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 9600X (3.9GHz、6コア/12スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GBx2) |
| マザーボード | AMD X870 チップセット |
| SSD | 500GB(SATA/2.5インチ SSD) |
| ビデオカード | CPU内蔵グラフィック |
| 外形寸法 | 幅195×奥行き450×高さ442mm |
Radiant VX3600B860

| 【G-Master Hydro Z890】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
Radiant SDM3300X600A

| 【G-Master Hydro X870A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | AMD X870 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
5-3.高性能コンパクトワークステーション「Lepton Mini」シリーズ
プロフェッショナル向けに展開される「Lepton」シリーズの妥協なきパワーをコンパクトなPCケースに閉じ込めた「Lepton Mini」シリーズは、容量14.9Lというサイズ感でありながら、「NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)」のビデオカードを標準搭載するなど、コンパクトワークステーションという名に相応しい構成となっています。
小型でありながらカスタマイズ性も高く、ビデオカードは「GeForce RTX 5080」まで搭載可能。メモリも最大で128GBまで搭載できるほか、CPUクーラーを英客ユニットに変更することも可能となっています。ハイパワーでありながらコンパクトな筐体は、制作スタジオや研究室など、設置スペースに余裕のない環境にも最適です。
Lepton Mini B860i

| 【Lepton Mini B860i】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 5 235(3.4GHz/14コア/14スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | ASRock B860I WiFi |
| SSD | 2TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX5060 Ti (16GB) |
| 外形寸法 | 幅167×奥行き363×高さ247mm |
Lepton Mini B850A

| 【Lepton Mini B850A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz/8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | GIGABYTE B850I AORUS PRO(rev.1.1) |
| SSD | 2TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX5060 Ti (16GB) |
| 外形寸法 | 幅167×奥行き363×高さ247mm |
5-4.映像編集に特化「Lepton Motion Pro」シリーズ
「Lepton Motion Pro」シリーズは、映像クリエイターのサンゼ氏が監修した、映像編集に特化したラインナップですが、高いパフォーマンスによって、3DCG制作にもしっかり対応できる、スタイリッシュかつハイスペックが注目のクリエイターPCとなっています。
IntelプラットフォームとAMDプラットフォームの両方が用意されており、ビデオカードはいずれも「NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)」を採用。もちろん、カスタマイズによって、CPUやビデオカードのグレードアップやメモリの増量など、さらなる高みを追求することも可能となっています。
スタイリッシュな外観も人気の製品となっていますが、さらにサイズダウンしたミニタワー型の「Lepton Motion Pro Mini」シリーズも展開されていますので、用途や設置環境を踏まえて、最適なモデルを選びたいところです。
Lepton Motion Pro X870/A

| 【Lepton Motion Pro X870/A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | AMD X870 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB) |
| 外形寸法 | 幅222×奥行き450×高さ467mm |
Lepton Motion Pro Mini B860

| 【Lepton Motion Pro Mini B860】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | Intel B860 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB) |
| 外形寸法 | 幅222×奥行き417×高さ374mm |
5-5.比類なきパワーをプロの現場に活かす「Lepton Hydro」シリーズ
CPUとビデオカードを水冷ユニットによって個別に冷却する「デュアル水冷」でおなじみの、サイコムのフラッグショップモデル「Hydro」シリーズですが、先に紹介したハイエンドゲーミングPC「G-Master Hydro」シリーズに対し、「Lepton Hydro」シリーズは、デジタルクリエイションやAI開発に最適なワークステーションモデルとしてラインナップされています。
CPUはもちろん、サイコム独自の工夫によってビデオカードも水冷化されていることで、高い負荷の作業においても、安定した動作が期待できるほか、長時間に作業がおよんでも、しっかりと冷却することができますし、静音性も両立できている点も注目です。
なお、「Lepton Hydro」シリーズには、Intel&AMDの両プラットフォームが用意されているほか、32コア/64スレッドの「AMD Ryzen Threadripper 9970X」を標準搭載したハイエンドモデルやコンパクトモデルとなる「Lepton Hydro Mini」シリーズもラインナップされています。
Lepton Hydro WSX870A

| 【Lepton Hydro WSX870A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 9 9950X(4.3GHz、16コア/32スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | AMD X870 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5080 |
| 外形寸法 | 幅220×奥行き469×高さ490mm |
Lepton Hydro WSZ890 Cube

| 【Lepton Hydro WSZ890 Cube】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5080 |
| 外形寸法 | 幅202×奥行451×高さ286mm |
6.まとめ
“Craftsmanship”をキーワードに、こだわりのBTOパソコンを「理想の一台」として、個人、そして法人に届けるサイコムでは、ゲーミングからビジネス、クリエイティブ、AI開発など製品ラインナップを拡大していくだけでなく、購入方法もより柔軟に進化させています。
クレジットカードや銀行振込などはもちろんですが、最大24回まで金利無料のショッピングローンなど、ユーザーに優しい決済手段もサイコムならでは。法人向けではリースといった選択肢も用意するなど、性能も支払い方法も、自分にあわせて選べる――それがサイコムの魅力です。
新しいパソコンの導入を検討されている方は、ぜひ本記事を参考に、サイコムの多彩なラインアップと購入方法をチェックしてみてください。

北海道の牧場で馬と戯れる日々を経て、パソコン雑誌やWEBニュース媒体の編集長を歴任する。Athlonに心奪われ、Xeonに絶対の忠誠を誓ったのも今や昔。現在は、編集業を中心に、原稿執筆からカメラマン、果てはアニメの宣伝プロデューサーまで、本業不明の生活を送る。ユーザーの心をがっつり掴む各種オウンドメディアを運営中。 プロフィールはこちら
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