
2025年のビデオカード市場は、「NVIDIA GeForce RTX 50」シリーズと「AMD Radeon RX 9000」シリーズが牽引。新たなGPUを搭載したビデオカードを使って、最新ゲームを楽しんだ方も少なくないかもしれません。
GPUの性能向上にあわせて、「DLSS」や「FSR」といった超解像技術も進化。NVIDIA、AMDともにAIをフル活用することによって、画質の向上やフレーム生成などの技術も広く普及するようになりました。
本記事では、2025年におけるGPU市場の動向を振り返りつつ、AIを活かした最新技術の概要について紹介していきます。
目次
1.2025年の「GeForce」&「Radeon」を振り返る
1-1.NVIDIA:「GeForce RTX 50」シリーズが市場を席巻
NVIDIAは、Blackwellアーキテクチャを採用した「GeForce RTX 50」シリーズをCES 2025で発表。「RTX 5080 / 5090」のハイエンドクラスが先行してリリースされ、以降、「RTX 5070 / 5070 Ti」、「RTX 5060 / 5060Ti」、そしてエントリークラスの「RTX 5050」まで、2025年末までに7モデルがラインナップされています。
フラグシップモデルとなる「GeForce RTX 5090」は、CUDAコア数が21,760、メモリ帯域幅が約1.8TB/sにも達しており、前世代の「GeForce RTX 4090」のCUDAコア数(16.384)、メモリ帯域幅(約1TB/s)を大きく向上。AI演算性能を示す「AI TOPS」も、「RTX 4090」の1,321に対して、3,352と約2.5倍に強化されています。
さらに、「DLSS 4」や「Reflex 2」といった新テクノロジーを採用することによって、ゲーム体験やリアルタイム処理性能の大幅な向上も実現。リアルタイムレイトレーシング性能の強化により、高解像度環境でもリアルタイムで映画のような映像美を楽しむことが可能となっています。
そのほか、高速な「GDDR7」メモリの採用、電力効率の最適化など、トップランナーとしての期待に応える最新技術によって、2025年のGPU界を牽引しました。

| 【「NVIDIA GeForce RTX 50」シリーズのラインナップ】 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| CUDAコア | AI TOPS | VRAM | メモリ帯域幅(GB/s) | TGP(W) | |
| GeForce RTX 5090 | 21,760 | 3,352 | 32GB GDDR7 | 1,792 | 575 |
| GeForce RTX 5080 | 10,752 | 1,801 | 16GB GDDR7 | 960 | 360 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 8,960 | 1,405 | 16GB GDDR7 | 896 | 300 |
| GeForce RTX 5070 | 6,144 | 988 | 12GB GDDR7 | 672 | 250 |
| GeForce RTX 5060 Ti | 4,608 | 759 | 8GB/16GB GDDR7 | 448 | 180 |
| GeForce RTX 5060 | 3,840 | 614 | 8GB GDDR7 | 448 | 145 |
| GeForce RTX 5050 | 2,560 | 421 | 8GB GDDR7 | 320 | 130 |
1-2.Radeonの2025年:RDNA 4世代RX 9000シリーズを展開
一方のAMDは、1月のCES 2025において「RDNA 4」世代となる「Radeon RX 9070 / 9070 XT」を発表。両者を3月に市場投入して以降、「Radeon RX 9000」シリーズは、「Radeon RX 9060 / 9060 XT」が6月に追加されたに留まっており、現時点では、ミドルレンジからハイミドルをターゲットとしたラインナップとなっています。
「Radeon RX 9000」シリーズは、AIベースに刷新された超解像技術「FSR 4(FidelityFX Super Resolution 4)」に正式対応。最先端のアップスケーリングおよびフレーム生成テクノロジを使用して、対応ゲームのパフォーマンスを大幅に高めることが可能となっています。
また、第三世代となるレイトレーシングユニットにより、リアルなライティング、シャドウ、リフレクションを実現。さらに第二世代のAIアクセラレータによって、ゲーム用途のみでなく、クリエイティブ用途でも高いパフォーマンスを発揮します。
ローエンドからハイエンドまでを幅広く展開するのではなく、ボリュームゾーンにターゲットを絞ることによって、「Radeon RX 9000」シリーズは、“高コスパ”な選択肢として人気を集めています。

| 【「AMD Radeon RX 9000」シリーズのラインナップ】 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 演算ユニット(CU) | AIアクセラレータ | VRAM | メモリ帯域幅(GB/s) | 標準ボード電力(W) | |
| Radeon RX 9070 XT | 64 | 128 | 16GB GDDR6 | 640 | 304 |
| Radeon RX 9070 | 56 | 112 | 16GB GDDR6 | 640 | 220 |
| Radeon RX 9060 XT | 32 | 64 | 8GB/16GB GDDR6 | 320 | 150/160 |
| Radeon RX 9060 | 28 | 56 | 8GB GDDR6 | 288 | 132 |
2.2025年のトレンド:AIによる画質・フレーム最適化が定番に
2-1.AIアップスケーリング/フレーム生成で何が変わる?
AIアップスケーリングは「低い解像度で描いた画像を、AIを利用することで高解像度風に補正する」ことが可能。ネイティブ解像度で描くよりも軽い負荷で高画質を目指すことができる技術です。そして、フレーム生成は「本物のフレームとフレームの間をAIが予測して埋める」技術のことで、実際に描いているフレーム数以上の“見かけ上のfps”を獲得できるのが特徴となっています。
この2つ技術を組み合わせることによって、例えば「WQHD(1440p)で描画された画像」が、①「AIによって4K(2160p)相当に補正」、②「AIによって中間フレームを生成」することが可能となり、従来よりも負荷を抑えた設定でも、高解像度かつスムーズな動きを実現することができます。つまり、「GPUのパワーだけで高画質・高フレームレートを実現する」ことから、「AIを利用することで効率よく画質とフレームレートを向上させる」という方向性が、より重視されるようになってきたのです。
2-2-1.GeForce:DLSS 4のマルチフレーム生成による滑らかさを実現
「NVIDIA GeForce RTX 50」シリーズで採用された「DLSS 4」は、AIを活用した超解像(アップスケーリング)技術「DLSS(Deep Learning Super Sampling)」の最新版。フレーム生成や画質補完の機能がさらに進化しており、「マルチフレーム生成(Multi Frame Generation)」機能は、AIを使用してレンダリングしたフレームごとに最大3つのフレームを生成することでフレームレートを向上させます。
「DLSS 4」は、従来の「DLSS 3.5」に「マルチフレーム生成」機能を追加しただけでなく、「フレーム生成」「レイ再構築(Ray Reconstruction」「超解像度(Super Resolution)」「DLAA」などの機能も強化されているのが特徴。「GeForce RTX 50」シリーズのみではなく、「GeForce RTX20~40」シリーズのGPUでもその恩恵を享受することができます。
| DLSS 4の機能と対応 | ||||
|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 50 | GeForce RTX 40 | GeForce RTX 30 | GeForce RTX 20 | |
| マルチフレーム生成 | 〇 | × | × | × |
| フレーム生成 | 〇 | 〇 | × | × |
| レイ再構築 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 超解像度 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| DLAA | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2-2-2.CES 2026で「DLSS 4.5」を発表
本記事は2025年のGPU動向を紹介していますが、 年が明けた2026年1月6日(日本時間)、NVIDIAはCES 2026にて超解像技術「DLSS」の最新バージョンとなる「DLSS 4.5」を発表しましたので、あわせて紹介しておきます。
「DLSS 4.5」は、「DLSS 4」の優れた超解像技術の品質をさらに更新。ゴーストの低減やアンチエイリアスの改善が行われ、よりクリアかつ精細な表現が可能となっています。また、「マルチフレーム生成」も、上限設定が従来の4倍から6倍へと引き上げられるなど、さらなる強化が行われています。
なお、「DLSS 4.5」の超解像技術は「GeForce RTX 20」~「GeForce RTX 50」の幅広いビデオカードで利用可能。6倍となった「マルチフレーム生成」については、従来通り、「GeForce RTX 50」シリーズのみの対応となっています。また、「DLSS 4.5」を利用するためには、ゲーム側の対応が必要となりますが、「NVIDIA App」経由で機能の一部を有効にすることも可能となっています。
2-2-3.Radeon:RDNA 4によるAIとレイトレーシング強化
AMDの超解像技術「FSR(FidelityFX Super Resolution)」は、最先端のアップスケーリングおよびフレーム生成テクノロジを使用して、対応ゲームのパフォーマンスを大幅に高める、AMDが開発した超解像技術ですが、最新の「FSR 4」では、AIアクセラレーションによるアップスケーリングアルゴリズムを使用することによって、画質とフレームレートの両立をさらに進化させています。
また、従来は弱点とされていたレイトレーシング性能についても、第3世代となるレイトレーシングユニットの採用によって、リアルなライティング、シャドウ、リフレクションを実現。CU(演算ユニット)あたりの処理能力も前世代比で最大2倍以上に向上しています。
なお、NVIDIAの「DLSS」が「GeForce RTX」シリーズのみで利用できるのとは異なり、AMDの「FSR」は「Radeon」を含むほぼすべてのGPUで利用可能となっているのが大きな特徴となっていましたが、最新の「FSR 4」はAI活用が重視されたことで「Radeon RX 9000」シリーズのみが正式対応となっています。ただし、旧シリーズのGPUでもドライバー経由で「FSR 4」相当の機能を利用することができますが、この流れは、2025年10月に登場した「FSR “Redstone”(SDK)」によって、より明らかなものとなったのです。

2-2-4.「FSR “Redstone”」でよりAI重視の流れに
「FSR “Redstone”(SDK)」は、RDNA 4世代のGPU上でよりスムーズなパフォーマンスとシャープなビジュアルを実現する、機械学習を活用したゲームテクノロジのセット。従来の「FSR 4」はAIベースの超解像技術「FSR Upscaling」として吸収され、そこに、AIによるフレーム生成機能「FSR Frame Generation」、レイ再生成によりシャープでノイズのないビジュアルを実現する「FSR Ray Regeneration」、リアルタイムで効率的なグローバル イルミネーションを実現する「FSR Radiance Caching」を加えた4つの機能で構成されています。
「FSR “Redstone”」の機能において、「FSR Upscaling」および「FSR Frame Generation」については、従来のアルゴリズムをベースとした技術も含まれるものとされていますが、AI技術を活かしたフル機能を使用するためには、RDNA 4世代の「Radeon RX 9000」シリーズを利用する必要があります。
| DLSS 4の機能と対応 | ||||
|---|---|---|---|---|
| FSR “Redstone” | FSR 3 | FSR 2 | FSR 1 | |
| 空間アップスケーリング | × | × | × | 〇 |
| 時間的アップスケーリング | 〇 | 〇 | 〇 | × |
| AI技術を活かしたアップスケーリング | 〇 | × | × | × |
| ネイティブAAモード | 〇 | 〇 | 〇 | × |
| フレーム生成 | 〇 | 〇 | × | × |
| AIベースのフレーム生成 | 〇 | × | × | × |
| AIベースのレイ再生成 | 〇 | × | × | × |
3.Intel製GPUの動向にも注目
3-1.「Intel Arc」の特徴
2025年のグラフィックス市場は、NVIDIAとAMDの2強対決といった様相でしたが、ここで忘れてはいけないのがIntel製のGPU。2024年末に登場した「Battlemage」アーキテクチャを採用した「Intel Arc B」シリーズは、AI・動画・コスパといった3つの観点で注目を集めました。
第2世代Xeアーキテクチャ(Xe2)を採用した「Intel Arc B570 / B580」は、AV1エンコードを中心として動画処理能力が高く、最新のAIアップスケーリング技術「XeSS 2」をサポートするほか、AIによるフレーム生成にも対応。ミドルレンジクラスをターゲットにしつつも、GeForceやRadeonよりも低価格で提供されたことで、コスパの面でも評価を高めました。
ただし、ゲーミング性能という点では、GeForceやRadeonには及ばず、負荷のあまり高くないゲームであれば問題はないものの、ゲーミングPCでの採用例は非常に少なくなっています。

| 【「Intel Arc B」シリーズのラインナップ】 | ||||
|---|---|---|---|---|
| Xe-core | VRAM | メモリ帯域幅(GB/s) | TBP(総ボード電力)(W) | |
| Intel Arc B580 | 20 | 12GB GDDR6 | 456 | 190 |
| Intel Arc B570 | 18 | 10GB GDDR6 | 380 | 150 |
3-2.各ビデオカードの市場での人気
2025年のグラフィック市場をあらためて振り返ると、市場シェアという観点では「NVIDIA GeForce」が依然として優勢なポジションにあり、2025年12月のSteamハードウェア&ソフトウェア調査の結果を見ると、NVIDIA製GPUが73.28%を占めているのに対して、AMD製GPUは18.53%に留まっています。なお、この結果にはCPU内蔵グラフィックも含まれているため、外付けのビデオカードのみで考えれば、さらにNVIDIAのシェアが高くなることがわかります。
「NVIDIA GeForce」の人気が高い理由としては、レイトレーシングやDLSSなどの最新機能をいち早く採用する傾向があり、最新ゲームをより高画質で楽しみたいユーザーの支持を集めていることが挙げられますが、「AMD Radeon RX 9000」シリーズが、コスパ面のみならず、性能面でも評価を高めつつある点に加え、昨今の高価格・品薄傾向がどのように影響するかについて、今後の動向にも注目しておきたいところです。
4.最新ビデオカード搭載したサイコムのBTOパソコンを紹介
4-1.初めてのBTOパソコンにおすすめ「G-Master Velox」
BTOメーカー・サイコムのラインナップにおいてエントリー向けに位置づけられる「G-Master Velox」シリーズは、初めてのBTOパソコンに最適なモデル。現在、「Intel Core i」シリーズを搭載した「G-Master Velox II Intel Edition」と、「AMD Ryzen」シリーズを搭載した「G-Master Velox III AMD Edition」が展開されています。
「G-Master Velox」シリーズは、厳選された標準パーツとシンプルなカスタマイズ性が特徴で、パソコン初心者でも安心して購入できる安心感とパフォーマンスが持ち味。ビデオカードは、標準構成で「NVIDIA GeForce RTX 5060」を採用しているので、最新ゲームにも十分対応できる性能を備えていますが、カスタマイズによって上位モデルに変更することで、さらなる高みを目指すことも可能です。
なお、「G-Master Velox」シリーズには、人気ゲームタイトルに最適化されたモデルも用意されていますので、プレイしたいゲームが決まっている方は、あわせてチェックしてみてください。
G-Master Velox II Intel Edition

| 【G-Master Velox II Intel Edition】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core i5-14400F (2.5GHz、10コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR4-3200 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | Intel B760 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060(8GB) |
| 外形寸法 | 幅215×奥行き473.5×高さ454mm |
G-Master Velox III AMD Edition

| 【G-Master Velox III AMD Edition】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 9600(6コア/12スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GBx2) |
| マザーボード | AMD B850チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060(8GB) |
| 外形寸法 | 幅215×奥行き473.5×高さ454mm |
G-Master Velox Mini B860 Intel Edition

| 【G-Master Velox Mini B860 Intel Edition】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 5 225F(3.3GHz、10コア/10スレッド) |
| メモリ | DDR4-3200 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | Intel B860 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060(8GB) |
| 外形寸法 | 幅200×奥行き336×高さ283.5mm |
G-Master Velox Mini B850A AMD Edition

| 【G-Master Velox Mini B850A AMD Edition】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 9600(3.8GHz、6コア/12スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | AMD B850 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060(8GB) |
| 外形寸法 | 幅200×奥行き336×高さ283.5mm |
4-2.コンパクトゲーミングPC「G-Master Spear Mini」
コンパクトなサイズ感でありながら、高いパフォーマンスも期待できる「G-Master Spear Mini」シリーズは、ゲーミングPCに求められる様々なニーズをよりコンパクトかつミニマルなデザインでまとめ上げたミニタワー型モデルです。
容量26.3リットルという非常にコンパクトな筐体ながら、ビデオカードもしっかり搭載されているのが特徴です。標準構成では「NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti」が採用されていますが、「GeForce RTX 5070 Ti」や「AMD Radeon RX 9070 XT」などにカスタマイズすることで、さらなるパフォーマンスを引き出すことが可能。設置場所を選ばない高性能コンパクトモデルとして注目のラインナップとなっています。
G-Master Spear Mini B860

| 【G-Master Spear Mini B860】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | Intel B860 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB) |
| 外形寸法 | 幅194×奥行き443×高さ321mm |
G-Master Spear Mini B850A

| 【G-Master Spear Mini B850A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | AMD B850 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB) |
| 外形寸法 | 幅194×奥行き443×高さ321mm |
4-3.「デュアル水冷」で最高峰の性能を実現「G-Master Hydro」
パソコン内の2大熱源となるCPUとビデオカード(GPU)を、2基の独立した簡易水冷ユニットで冷却する「デュアル水冷」によって、最大限のパフォーマンスを引き出す「G-Master Hydro」シリーズは、サイコムのゲーミングPCにおけるフラッグシップモデル。ピーク時には標準の空冷CPUクーラーよりも10~15℃ほど低く冷却することが可能となっています。
CPUはもちろん、ビデオカードも簡易水冷ユニットを組み合わせており、メンテナンスフリーで使用できるのが大きな特徴。「NVIDIA GeForce RTX 50」シリーズでは、「RTX 5070 Ti」と「RTX 5080」の2モデルがラインナップされているほか、ハイエンドモデルとなる「RTX 5090」に360mmラジエーターを組み合わせた「Hydro LC Graphics Plus」を搭載した「G-Master hydro Extreme」、容量26.1リットルのコンパクトな筐体にデュアル水冷を搭載した「G-Master Hydro Cube」シリーズも注目です。
G-Master Hydro Extreme Z890i

| 【G-Master Hydro Extreme Z890i】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 9 285K(3.7GHz/24コア/24スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 64GB(32GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 2TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコム オリジナル Hydro LC Graphics® Plus GeForce RTX5090 32GB |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
G-Master Hydro Extreme X870A

| 【G-Master Hydro Extreme X870A】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 9 9950X3D(4.3GHz/16コア/32スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 64GB(32GB×2) |
| マザーボード | AMD X870 チップセット |
| SSD | 2TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコム オリジナル Hydro LC Graphics® Plus GeForce RTX5090 32GB |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
G-Master Hydro Z890

| 【G-Master Hydro Z890】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| マザーボード | Intel Z890 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅240×奥行き547×高さ475mm |
G-Master Hydro B850 Cube

| 【G-Master Hydro B850 Cube】標準構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド) |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| マザーボード | AMD B850 チップセット |
| SSD | 1TB(NVMe/M.2 SSD) |
| ビデオカード | サイコムオリジナル Hydro LC Graphics® GeForce RTX5070 Ti |
| 外形寸法 | 幅202×奥行き451×高さ286mm |
5.まとめ
2025年のビデオカード市場は、NVIDIAは「GeForce RTX 50」シリーズ、AMDは「Radeon RX 9000」シリーズへと世代交代が進み、単純なグラフィック描画性能だけでなく、AI機能をいかに活用するかが重視される流れとなっています。
描画の負荷を抑えながらも美麗な表現を可能とする「アップスケーリング」や、滑らかさを補う「フレーム生成」などの機能を備える「DLSS」や「FSR」、さらにレイトレーシングなどの技術もさらなる進化を見せています。
また、ビデオカードはゲーミング用途だけでなく、クリエイティブな作業や学術計算などのフィールドでも存在化を増しており、今後ますますパソコンを構成するパーツにおいて重要度が増大していくと思われます。
こうした背景からも、どのような用途で利用するかをじっくりと検討して、予算やプレイスタイルにあわせたビデオカード選びがより大切になっていくでしょう。

父親の影響で、中学生からパソコンの自作を始める。秋葉原のPCショップでアルバイトをしながら学生生活を過ごし、現在は通信会社の子会社でシステムエンジニアとして勤務。週末は副業でPCやデジタルガジェット系のライターをしながら、今もアキバ通いを続けてます。BTOパソコンは奥が深いです、単に道具として使うだけではなくパーツ選びも楽しみましょう!
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★さらにBTO初、独自水冷化したGeForce RTX5090を搭載する上位モデル『G-Master Hydro Extreme Z890i』も新発売!
