ゲーミングPC購入のポイントはビデオカード選び - プレイ環境に最適なビデオカード選びを徹底解説

ゲーミングPC選びで、最も重要なのは「ビデオカード(GPU)」選びです。ビデオカードはゲームの映像を描画するパーツで、ビデオカードの性能が低いと、グラフィック描画だけでなく、ゲームプレイの快適性にも大きく影響します。

ビデオカードには幅広いラインナップが用意されていますが、基本的にはグレードが高くなるに連れて性能も高くなります。しかし、値段もそれに応じて高価になりますので、予算内に収まる最適なビデオカードを選ぶことが重要となります。

本記事では、ビデオカードがゲーム体験に及ぼす影響やビデオカード選びのポイントを徹底解説。ビデオカード、そしてゲーミングPCを購入する際の参考にしてみてください。

目次

1.ビデオカードがゲーミングPCの性能を左右する

1-1.ビデオカードの役割

ビデオカードはグラフィックボードとも呼ばれ、画像データの処理を司るGPU(Graphic Processing Unit)やVRAM(ビデオメモリ)を基板上に備えた、パソコンの映像出力を担う重要なパーツで、。最近のCPUにはグラフィック機能が内蔵されているため、ビデオカードなしでも映像出力は可能ですが、高画質の画像や映像、特に3Dグラフィックスの表示を伴うゲームをプレイする場合は、ビデオカードは必須の存在となります。

ゲーム内の処理はCPUと分担して行うことになり、キャラクターや敵の挙動、物理演算やゲーム全体の進行管理などはCPUが担当しますが、映像の描画をはじめ、影や光、テクスチャ、エフェクトなどの処理など、グラフィック周りはビデオカードの役割となります。

1-2.フレームレートや表示画質への影響

ビデオカードにはエントリー向けからハイエンドまで幅広いグレードが用意されていますが、ビデオカードの性能は、フレームレートや表示画質に大きな影響を与えます。

フレームレートとは、ビデオカードが1秒間に何枚の画像を描画できるかを表わす指標で、「fps」という単位が使用されます。一般的に、ゲームを快適にプレイするためには、60fpsが最低ラインとされていますが、この数値はビデオカードの性能に大きく左右されます。フレームレートが高くなれば、それだけ描画がスムーズになり、プレイの快適性も高まります。

また、ゲームの画質設定もビデオカードの性能が大きく影響。影・反射・レイトレーシング・高解像度テクスチャなどは特に負荷が高く、性能の高くないビデオカードで設定を上げると、プレイが“重く”なってしまい、まともなプレイが期待できません。そのため、画質は使用しているビデオカードに最適な設定を選ぶことが重要となります。

そのほか、マウスやキーボードでの入力が画面に反映されるまでの時間にラグが発生する入力遅延も、ビデオカードの性能に影響されます。特にフレームレートが安定しない環境では、入力から反映までのタイミングも不安定となり、エイムがズレるような感覚が生まれます。対戦ゲームにおいて、「何か当たらない」「反応が遅い」と感じるのは、プレイスキルだけでなく、環境が原因ということもありえるのです。

1-3.CPUとのバランスも重要

パソコンでゲームをプレイする際、もっとも重要となるパーツはビデオカードですが、先にもお話した通り、CPUの役割も重要で、いくらビデオカードが高性能でも、CPUのスペックが低いと、CPUがボトルネックとなり、ビデオカードの性能を引き出すことができません。つまり、ビデオカードは重要ですが、CPUとのバランスにも注意する必要があるわけです。

ゲームの設計によって異なりますが、一般的には、高フレームレートでのプレイほどCPUが重要になる傾向にあるため、ハイエンドのビデオカードを使っているのにフレームレートがあまり向上しないという場合は、CPUのスペック不足が原因かもしれません。

ゲーミングPCを購入する場合、できるだけビデオカードに予算を割り振るのは間違いではありませんが、ビデオカードと釣り合ったCPUを選ぶ余裕も残しておきたいところです。

2.自分に最適なビデオカードを選ぶために

2-1.まずは予算を決める

ゲーミングPCを購入する際、最初に決めなければならないのは予算です。ビデオカードの性能はグレードによって大きく変わります。つまり、どの程度の予算があるかで、選択できるビデオカードの性能に大きな差が生じるからです。

そして、ゲーミングPCの場合は、ビデオカードに最も予算を割くべきではありますが、ビデオカードの性能だけが高くても、快適なプレイは実現しません。先程はCPUとのバランスについて少しお話しましたが、メモリやストレージ、電源ユニットなども、バランスを考えながら検討することが重要です。ビデオカードは最重要パーツではありますが、ビデオカードだけにお金を掛けすぎないことが大切なのです。

そのため予算を考える場合は、ビデオカードだけを重視することは禁物。また、ゲーム以外の用途、例えば配信や映像編集なども検討している方は、メモリやストレージについても余裕を持った容量を用意したいところです。

【ビデオカード別サイコムゲーミングPC<G-Master Spear X870>の価格】
搭載ビデオカード(MSI製)本体価格
GeForce RTX 5060373,980円
GeForce RTX 5060 Ti408,300円
GeForce RTX 5070434,890円
GeForce RTX 5070 Ti494,100円
GeForce RTX 5080557,020円
GeForce RTX 5090824,570円
※2026年1月21日現在の価格
※本体価格には消費税および梱包発送料も含まれています。

上記の表は、BTOメーカー・サイコムのゲーミングPC「G-Master Spear X870」のビデオカード別本体価格です(標準構成は「GeForce RTX 5060 Ti」)。

表はビデオカードのみを変更した場合の価格で、「GeForce RTX 5070 Ti」以上のビデオカードを使用する場合は、電源ユニットもさらに大容量のモデルに変更する必要があるため、さらに価格が上がりますので、予算を立てる際は注意しましょう。

2-2.プレイしたいゲームの推奨スペックを確認

バランスを考慮してと言われても、特に初心者の方や経験・知識に自信のない方にとっては、少々ハードルが高いかもしれません。そこでまず参考にしたいのが、自分がプレイしたいゲームの動作環境です。

動作環境は、プレイしたいゲームの公式サイトなどでチェックすることができますが、特に注目したいのは「推奨動作環境」です。「最低動作環境」はゲームがプレイできる最低ラインであり、快適なプレイを期待する場合は「推奨動作環境」を満たしていることが必須です。

多くのゲームにおいて「推奨動作環境」は60fpsでプレイできるラインとなっていますので、予算が厳しい方は「推奨動作環境」を基準にビデオカードを検討するのがベスト。さらに高画質、高フレームレートでのプレイを楽しみたい方は、「推奨動作環境」を最低ラインとしてパーツ選定を行いましょう。

【『モンスターハンターワイルズ』の動作環境】
必須環境推奨環境
CPUIntel Core i5-10400/Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i5-10400/Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
メモリ16GB16GB
ビデオカードGeForce GTX 1660/Radeon RX 5500 XTGeForce RTX 2060 Super/Radeon RX 6600
VRAM6GB以上8GB以上
ストレージ75GB SSD75GB SSD

なお、『モンスターハンターワイルド』の場合、最低環境では“グラフィック「最低」設定で、1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)/30fps”、推奨環境では“グラフィック「中」設定で、1080p(アップスケール使用)/60fps(フレーム生成使用)”でのプレイが可能となっています。

【主なゲームタイトル別の最低・推奨ビデオカード】
ゲームタイトル最低環境推奨環境
League of LegendsNVIDIA GeForce 400シリーズ、AMD Radeon HD 6570、Intel HD 4600NVIDIA GeForce 560、AMD Radeon HD 6950、Intel UHD 630
オーバーウォッチ 2NVIDIA GeForce GTX 1060/1650、AMD Radeon R9 380/RX 6400、Intel Arc A770NVIDIA GeForce GTX 600シリーズ、AMD Radeon HD7000シリーズ
VALORANTIntel HD 4000、AMD Radeon R5 220NVIDIA Geforce GT 730、AMD Radeon R7 240
APEX LEGENDSNVIDIA GeForce GTX 950、AMD Radeon HD 7790(Feature Level 12_0必須)NVIDIA GeForce GTX 970、AMD Radeon R9 290
原神NVIDIA GeForce GT 1030または同等の性能を持つものNVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)またはそれ以上
崩壊:スターレイルNVIDIA GeForce GTX 650 またはそれ以上NVIDIA GeForce GTX 1060 またはそれ以上
ホグワーツレガシーNVIDIA GeForce GTX 960(4GB)、AMD Radeon RX 470(4GB)NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti、AMD Radeon RX 5700 XT、Intel Arc A770
ゼンレスゾーンゼロNVIDIA GeForce GTX 970NVIDIA GeForce GTX 1660以上
ファイナルファンタジーXIVNVIDIA Geforce GTX 970(4GB)以上、AMD Radeon RX 480 以上NVIDIA Geforce RTX 2060(6GB)以上、AMD Radeon RX 5600 XT 以上
Path of Exile 2NVIDIA GeForce GTX 960、AMD Radeon RX 470NVIDIA GeForce RTX 2060、Intel Arc A770、AMD Radeon RX 5600 XT
鳴潮NVIDIA GeForce GTX 1060、AMD Radeon RX 570NVIDIA GeForce RTX 2060以上、AMD Radeon RX 5700XT以上
Street Fighter 6NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)、AMD Radeon RX 580(4GB)NVIDIA GeForce RTX 2070 / Radeon RX 5700 XT
Call of Duty: Black Ops 7NVIDIA GeForce GTX 970/1060、AMD Radeon RX 470、Intel Arc A580NVIDIA GeForce RTX 3060、AMD Radeon RX 6600XT、Intel Arc B580
Battlefield 6NVIDIA GeForce RTX 2060、AMD Radeon RX 5600 XT(6GB)、Intel Arc A380NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti、AMD Radeon RX 6700 XT、Intel Arc B580
Counter-Strike 2VRAM1GB以上、Shader Model 5.0をサポートするDirectX 11対応NVIDIA GeForce RTX 4060、AMD Radeon RX 7600
Escape From TarkovNVIDIA GeForce GTX 1660 or similarNVIDIA GeForce RTX 4070 or better

こちらの表は、主なゲームタイトルの最低環境および推奨環境のビデオカードです。ここで注意したいのは、ビデオカードの名称が、基本的にゲームタイトルの発売時期のものとなっていることです。

かなり古いものもあるため、同じビデオカードを使用することはほぼ不可能ですが、現行モデルの「NVIDIA GeForce RTX 5060」や「AMD Radeon RX 9060」クラスであれば、問題なく推奨環境を満たすことができます。

ただし、『Escape From Tarkov』の推奨環境は「NVIDIA GeForce RTX 4070」なので、「RTX 5060」クラスでは少々厳しいかもしれません。

2-3.モニターの解像度・リフレッシュレートも重要

ゲームを快適にプレイするのであれば、ビデオカードだけではなく、実際に映像を出力するモニターにも注意が必要です。どんなにハイエンドのビデオカードやCPUを組み合わせても、モニターのスペックが低いと、ゲーミングPCのパフォーマンスをフルに発揮できないからです。

単純に言えば、いくらWQHDや4K解像度でプレイしたくても、モニターの解像度がフルHDであれば、フルHDでしかプレイできません。さらに、モニター選びの際は、解像度だけでなくリフレッシュレートについても必ずチェックしておきましょう。

リフレッシュレートは、モニターが1秒間に何枚の画像を表示できるかを表わす指標で、「Hz」という単位が使用されます。つまり、ビデオカード側がいくら高いフレームレートで画像を送信しても、モニターのリフレッシュレートが低いと画像を表示しきれません。ハイエンドのビデオカードを使って、高フレームレートでのプレイを楽しみたい場合は、そのフレームレート以上のリフレッシュレートを持つモニターが必要となるわけです。

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2-4.VRAM容量の目安

VRAM(ビデオメモリ)は、ビデオカード上に搭載されているメモリのことで、モニターに表示する内容を一時的に保存する働きがあります。データを一時的に保存するという働きはメインメモリと同じであり、メモリ容量の多さが処理の快適性に繋がるという点も同じです。

VRAMは、いわばGPU専用のメモリとなるわけですが、VRAM容量が少ないと、フレームレートの低下やカクつきなどの原因となりますので、VRAM容量についてもしっかりとチェックしておくことが重要となります。

ゲームをプレイする場合、フルHDでのプレイが基本であれば8GBでも十分ですが、高解像度かつ高画質でプレイするのであれば、16GB以上のビデオカードが必須。映像編集などクリエイティブな用途で活用する場合は特にVRAM容量の多いビデオカードが必要となります。

なお、VRAM容量はビデオカード、そしてGPUによってあらかじめ決まっているため、メインメモリのように自由に設定することはできませんので注意しましょう。

【主なビデオカードのVRAM搭載量】
ビデオカードVRAM
GeForce RTX 50608GB
GeForce RTX 5060 Ti8GB/16GB
GeForce RTX 507012GB
GeForce RTX 5070 Ti16GB
GeForce RTX 508016GB
GeForce RTX 509032GB
Radeon RX 90608GB
Radeon RX 9060 XT8GB/16GB
Radeon RX 907016GB
Radeon RX 9070 XT16GB

2-5.NVIDIA GeForceとAMD Radeonの違い

ビデオカードに搭載されているGPUは、NVIDIA製の「GeForce」とAMD製の「Radeon」が主流。ゲーミングPCを購入する場合、どちらかのGPUを搭載したビデオカードを選ぶことになります。

「NVIDIA GeForce」は、レイトレーシングや超解像技術などの最新機能をいち早く採用することから、最新ゲームを高画質で楽しみたいユーザーの支持を獲得しています。さらに、ミドルレンジからハイエンドクラスまで幅広いラインナップを揃えているため、予算に応じて最適な選択肢を選べる点も注目です。

一方、「AMD Radeon」も、レイトレーシングや超解像技術に力を入れることで性能面の評価を高めるとともに、コストパフォーマンスの高さから人気を集めています。ただし、最新モデルの「AMD Radeon RX 9000」シリーズのラインナップがミドルレンジからハイミドルまでとなっており、ウルトラハイエンドのパフォーマンスを求めるユーザーにとっては、「NVIDIA GeForce」一択となってしまうのが現状です。

3.ビデオカード選びの注意ポイント

3-1.電源容量は容量はもちろん品質も重視

ビデオカードは非常に電力を使用するパーツなので、電源ユニットも最適なものを選ぶ必要があります。特にグレードが上がるほど消費電力が大きくなりますので、注意しましょう。

電源容量が足りていることは最低条件として、安定した出力ができる品質面も大変重要となりますので、値段と容量だけでなく、信頼できるメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。

また、ハイエンドのビデオカードは、別途補助電源が必要となります。電源ユニットは、ビデオカード専用の補助電源コネクタを備えた製品を選ぶようにしましょう。

【主なビデオカードの消費電力】
ビデオカードTGP/標準ボード電力システム全体の推奨電力
GeForce RTX 5060 8GB145W550W
GeForce RTX 5060 Ti 8GB/16GB180W600W
GeForce RTX 5070 12GB250W650W
GeForce RTX 5070 Ti 16GB300W750W
GeForce RTX 5080 16GB360W850W
GeForce RTX 5090 32GB575W1000W
Radeon RX 9060 8GB132W450W
Radeon RX 9060 XT 8GB150W450W
Radeon RX 9060 XT 16GB160W450W
Radeon RX 9070 16GB220W650W
Radeon RX 9070 XT 16GB304W750W

3-2.PCケースにしっかり収納できるか

最近のビデオカードは大型化が進んでいるため、PCケースのサイズによってはきっちりと収まらない場合もあります。せっかくビデオカードを購入したのに、PCケースに入らないということにならないように、事前にサイズをチェックしておきましょう。

ボードの長さや幅などはもちろんですが、占有するスロット数にも注意が必要です。また、PCケースに収納できても、ビデオカードの厚みによって、PCケース内のエアフローが妨げられていないかもチェック。エアフローがしっかりと確保できていないと、排熱がうまくいかず、ビデオカードは性能をフルに発揮できなくなってしまいます。

ビデオカードは基本的にPCI Express(PCIe) x16スロットに装着します。ビデオカードを換装する場合は、古いビデオカードと交換すればOKですが、これまでCPUの内蔵グラフィック機能を利用していて、新たにビデオカードを利用したいという方は、PCIe x16スロットに装着可能な状態かどうかも確かめておきましょう。

なお、「NVIDIA GeForce RTX 50」シリーズや「AMD Radeon RX 9000」シリーズなどの最新ビデオカードの接続インタフェースはPCIe 5.0対応となっていますが、前世代となるPCIe 4.0対応のプラットフォームでも利用可能です。性能をフルに発揮することはできませんが、わざわざシステムを丸ごと買い替える必要はありません。

3-3.出力端子・規格がモニターに対応しているか

ビデオカードには、モニターと接続するための出力端子が用意されています。出力端子には様々な種類がありますが、現在はHDMIやDisplayPortなどの出力端子が主流ですが、最近では映像出力用のUSB Type-Cを備える製品も登場しています。

HDMIよりもDisplay Portのほうが、より高解像度かつ高リフレッシュレートに対応可能となっていますが、一般的なモニターであれば、HDMIでもDisplayPortでも同様のパフォーマンスが期待できます。

モニターと接続する際は、モニターに用意された入力端子と同じ種類の出力端子をケーブルで繋ぐのが基本です。変換アダプタなどを利用して異なる端子間での接続もある程度は可能ですが、性能を十分に発揮するためには、同じ種類の端子で、規格にあったケーブルを使用するようにしましょう。

4.【目的別】ビデオカードの目安

4-1.フルHD環境で快適に遊びたい

最近のPCゲームの場合、快適なプレイと美麗なグラフィック描画を楽しめる最低ラインが「フルHD(1080p)」です。ゲーミングPC初心者の方やコストをできるだけ抑えたい方は、フルHD/60fpsを基準としてビデオカード選びがおすすめです。

フルHDで楽しむのであれば、ミドルレンジクラスの「NVIDIA GeForce RTX 5060/5060 Ti」や「AMD Radeon RX 9060/9060 XT」がおすすめ。VRAM容量については8GBでも十分ですが、「GeForce RTX 5060 Ti」や「Radeon RX 9060 XT」には16GBモデルも用意されていますので、予算に余裕のある方は16GBモデルを選んだ方が快適性も向上します。

4-2.WQHD以上の解像度で画質やフレームレートも追求

フルHDよりも高解像度でプレイする場合は、ミドルハイからハイエンドクラスのビデオカードが必須。先に紹介したミドルレンジクラスでも画質設定次第では対応可能ですが、より美麗な描画と快適なプレイ環境を期待するのであれば、ミドルハイクラスの「NVIDIA GeForce RTX 5070/5070 Ti」や「AMD Radeon RX 9070/9070 XT」をチョイスしましょう。

さらに4K解像度や高画質設定、高フレームレートを追求するのであれば、ハイエンドの「NVIDIA GeForce RTX 5080/5090」クラスを利用する必要があります。ただし、ハイエンドクラスのビデオカードは非常に高価ですので、実際にどの程度の環境でプレイしたいかは、事前にしっかりと検討しておきたいところです。

4-3.配信やクリエイティブな作業も楽しみたい

ゲーミングPCは決して安くない買い物だけに、せっかく購入したのであれば、ゲームだけでなくほかの用途にも活用してみたいところ。特に映像編集やCG制作などのクリエイティブ用途でもビデオカードの重要性は非常に高まっています。

クリエイティブな用途でも、ゲームと同様、グレードの高いビデオカードを使ったほうが処理効率は高まりますが、あくまでもゲームがメインの場合は、プレイ環境にあわせて選択したビデオカードを流用しても、十分な効果を体感することが可能です。ただし、ある程度クリエイティブでの用途も前提としている場合は、できるだけVRAM容量の多いモデルを選ぶのがオススメ。「NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti」や「AMD Radeon RX 9060 XT」には8GBモデルと16GBモデルの2種類がラインナップされていますが、クリエイティブ用途でも活用する場合は16GBモデルをチョイスしておくようにしましょう。

5.ビデオカードにもこだわったサイコムのゲーミングPC

5-1.サイコムのゲーミングPCが選ばれる理由

ゲーミングPC選びにおいて最も重要なのはビデオカード選び。ビデオカードの性能がゲームの快適性に大きく影響します。しかし、ここまでお話してきたとおり、ゲーミングPCのパフォーマンスは、ビデオカード以外のパーツも大切であり、全体のバランスこそが重要となるのです。

BTOメーカー・サイコムの手掛けるゲーミングPCは、ビデオカードはもちろん、CPU、メモリ、マザーボード、ストレージ、電源ユニットなどの、厳選された高品質パーツを使用。熟練の職人によって組み上げられたゲーミングPCは、動作検証もしっかりと行われており、保証・サポートについても万全で、初心者の方や経験・知識に自信のない方でも安心してゲームを楽しめるクオリティに仕上げられています。

サイコムのゲーミングPCは、単なる安さではなく、ユーザーの方が満足できる品質や安定性、そして安心感を追求。標準構成でももちろん十分なプレイが体験できますが、カスタマイズによって、さらなる快適性を求めることができる点も大きな特徴となっているのです。

5-2.はじめてのゲーミングPCに最適「G-Master Velox」

サイコムのゲーミングPCにおいてエントリー向けに位置づけられる「G-Master Velox」シリーズは、初めてのBTOパソコンに最適なモデル。

現在、「Intel Core i」シリーズを搭載した「G-Master Velox II Intel Edition」、リニューアルで新登場した「AMD Ryzen」シリーズ搭載「G-Master Velox II AMD Edition」。
そして、「AMD Ryzen 9000」シリーズを標準搭載した「G-Master Velox III AMD Edition」をメインに展開されています。

「G-Master Velox」シリーズは、厳選された標準パーツとシンプルなカスタマイズ性が特徴。パソコン初心者でも安心して購入できる安心感と最新ゲームがプレイできるパフォーマンスが体感できます。ビデオカードは、標準構成で「NVIDIA GeForce RTX 5060」を採用しているので、多くのゲームをフルHD/60fpsで楽しむことが可能ですが、上位モデルにカスタマイズすることで、さらなる高みを目指すことも可能です。

なお、「G-Master Velox」シリーズには、人気ゲームタイトルに最適化されたモデルもラインナップされていますので、プレイしたいゲームがすでに決まっている方は、当該ゲームに最適化されたモデルがないかも、あわせてチェックしてみてください。

G-Master Velox II Intel Edition

G-Master Velox II Intel Edition】標準構成
CPUIntel Core i5-14400F (2.5GHz、10コア/16スレッド)
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
マザーボードIntel B760  チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060(8GB)
外形寸法幅215×奥行き473.5×高さ454mm

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G-Master Velox II AMD Edition

G-Master Velox II AMD Edition】標準構成
CPUAMD Ryzen 7 5700X(3.4GHz/8コア/16スレッド)
メモリDDR4-3200 16GB(8GBx2)
マザーボードAMD X570チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードAMD Radeon RX 9060 (8GB)
外形寸法幅215×奥行き473.5×高さ454mm

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G-Master Velox III AMD Edition

G-Master Velox III AMD Edition】標準構成
CPUAMD Ryzen 5 9600(3.8GHz/6コア/12スレッド)
メモリDDR5-5600 16GB(8GBx2)
マザーボードAMD B850チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060(8GB)
外形寸法幅215×奥行き473.5×高さ454mm

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5-3.カスタマイズで自分好みの構成に!「G-Master Spear」

サイコムのゲーミングPCブランド「G-Master」シリーズにおいてその中核をなす定番モデル「G-Master Spear」シリーズは、ミドルタワー型の人気ゲーミングPC。「Intel Core Ultra」や「Intel Core i」シリーズ、さらには「AMD Ryzen」をCPUに採用した4つのモデルが用意されています。

Intelプラットフォーム、AMDプラットフォームともに標準構成で「NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti」を搭載しているので、最新PCゲームを高解像度かつ高画質で楽しむことが可能ですが、「G-Master Spear」シリーズは拡張性の高さも大きな特徴です。そして、さらにハイエンドのビデオカードにカスタマイズすることによって、よりハイクオリティな環境でのプレイも可能。プレイしたいゲームにあわせて、自分好みのスペックに仕上げることができるのも「G-Master Spear」シリーズの魅力なのです。

G-Master Spear Z890

G-Master Spear Z890】標準構成
CPUIntel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド)
メモリDDR5-5600 32GB(16GB×2)
マザーボードIntel Z890 チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)
外形寸法幅220×奥行き506×高さ493mm

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G-Master Spear X870A

G-Master Spear X870A】標準構成
CPUAMD Ryzen 7 9700X (3.8GHz、8コア/16スレッド)
メモリDDR5-5600 32GB(16GB×2)
マザーボードAMD X870 チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)
外形寸法幅220×奥行き506×高さ493mm

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5-4.コンパクトでもハイパフォーマンス「G-Master Spear Mini」

コンパクトなサイズ感でありながら、高いパフォーマンスを体験できる「G-Master Spear Mini」シリーズは、ゲーミングPCに求められる様々なニーズを追求しつつ、コンパクトかつミニマルなデザインでまとめ上げたミニタワー型モデルとなっています。

容量26.3リットルという非常にコンパクトな筐体ですが、ビデオカードもしっかり搭載。標準構成で「NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti」を採用しており、最新ゲームも楽しめるパフォーマンスが期待できます。さらに、「GeForce RTX 5070 Ti」や「AMD Radeon RX 9070 XT」など、さらに上位モデルにカスタマイズすることによって、さらなるパフォーマンスを引き出すことが可能。書斎やオフィスなどで設置スペースに余裕のない環境にも最適で、部屋のコーディネートも楽しめる高性能コンパクトモデルとなっています。

G-Master Spear Mini B860

G-Master Spear Mini B860】標準構成
CPUIntel Core Ultra 7 265K(3.9GHz、20コア/20スレッド)
メモリDDR5-5600 16GB(8GB×2)
マザーボードIntel B860 チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)
外形寸法幅194×奥行き443×高さ321mm

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G-Master Spear Mini B850A

G-Master Spear Mini B850A】標準構成
CPUAMD Ryzen 7 9700X(3.8GHz、8コア/16スレッド)
メモリDDR5-5600 16GB(8GB×2)
マザーボードAMD B850 チップセット
SSD1TB(NVMe/M.2 SSD)
ビデオカードNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB)
外形寸法幅194×奥行き443×高さ321mm

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6.まとめ

ゲーミングPC選びはビデオカード選び。自分がプレイしたいゲーム、プレイしたい環境に最適なビデオカードをチョイスすることは、快適なゲームライフに繋がります。ビデオカードはミドルレンジからハイエンドまで幅広い選択肢がありますので、予算とあわせて、できるだけ高性能なビデオカードを選びたいところです。

ただし、ビデオカードの性能が良ければそれで良しというわけではありません。CPUやメモリ、マザーボード、ストレージ、電源ユニットなども最適なものを選ぶことが必須。さらに、PCケース内のエアフローを確保するなど、排熱面にも注意しましょう。

本記事では、ビデオカードがゲーム体験に及ぼす影響やビデオカード選びのポイント、環境別のオススメビデオカードなどを紹介しました。ぜひ本記事を参考にして、自分に最適なビデオカードを選ぶ、楽しいゲーミングライフをお過ごしください。

BTOパソコン売れ筋ランキング

(12月1日~12月31日)

  • 1位
    1位G-Master Spear X870A
    Zen5アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 9000シリーズを搭載するミドルタワー型ゲーミングPC。高性能と高拡張性を実現したゲーマー向けハイエンドモデルです。
  • 2位
    2位G-Master Velox III AMD Edition
    高品質なパーツを採用した納得の標準構成と厳選されたオプションパーツでシンプルなカスタマイズが楽しめる新機軸のゲーミングPC!AMD Ryzen 9000シリーズ搭載モデルです。
  • 3位
    3位Silent-Master NEO B850A
    こだわりのNoctua製空冷CPUクーラーを採用し、エアーフローと静音性のバランスを極めた静音PC。AMD Ryzen 9000シリーズを搭載するATXミドルタワー型モデル。
  • 4位G-Master Spear Z890
    AI時代の新CPU、Intel Core Ultraプロセッサを搭載するミドルタワー型ゲーミングPC。高性能と高拡張性を実現したゲーマー向けハイエンドモデルです。
  • 5位G-Master Spear Mini B850A
    AMD Ryzen 9000シリーズを搭載する容量26.3リットルとコンパクトながら幅広いカスタマイズ性とミニマルなデザインを持ち合わせたゲーミングPC。
  • 6位Radiant GZ3600X870A
    Zen5アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 9000シリーズ搭載ATXミドルタワー型モデル。BTOならではのカスタマイズの幅が広いスタンダードなモデルです。
  • 7位Premium Line X870FD-A
    「いいものを永く」のコンセプトで標準2年保証、無償オーバーホールなど末永くご愛用いただくためのアフターサービスが充実した、AMD Ryzen 9000シリーズ搭載のプレミアムPC。
  • 8位G-Master Hydro X870A
    冷却性能と静音性のバランスを高次元で両立したデュアル水冷ゲーミングPC。Zen5アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 9000シリーズと、サイコム独自に水冷化したGeForce RTX5070Tiの組み合わせで、快適なゲーミング環境を実現します。(オプションでGeForce RTX5080もご選択いただけます)
    ★さらにBTO初、独自水冷化したGeForce RTX5090を搭載する上位モデル『G-Master Hydro Extreme X870A』も新発売!
  • 9位G-Master Velox II Intel Edition
    高品質なパーツを採用した納得の標準構成と厳選されたオプションパーツでシンプルなカスタマイズが楽しめる新機軸のゲーミングPC!第14世代インテル(R)Core(TM)プロセッサ搭載モデルです。
  • 10位G-Master Hydro Z890
    冷却性能と静音性のバランスを高次元で両立したデュアル水冷ゲーミングPC。AI時代の新CPU、Intel Core Ultraプロセッサと、サイコム独自に水冷化したGeForce RTX5070Tiの組み合わせで、快適なゲーミング環境を実現します。(オプションでGeForce RTX5080もご選択いただけます)
    ★さらにBTO初、独自水冷化したGeForce RTX5090を搭載する上位モデル『G-Master Hydro Extreme Z890i』も新発売!