Intel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)[開発コードネーム:Arrow Lake-S]に対応するIntel 800番台チップセットについてご案内いたします。
●Intel Z890
Intel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)に対応するチップセットとしては最上位となります。
チップセットの仕様としては「全部入り」なので、迷ったらIntel Z890搭載マザーボードがお勧めです。
特にCPUのオーバークロックは、Intel Z890のマザーボードと、型番末尾に”K"、または"KF”が付くCPUの組み合わせで対応となります。
※オーバークロックは弊社の保証(サポート)対象外となります。
なお、前世代のIntel Z790と比較すると、PCI Express 5.0のレーン数が16から20に増大しております。
また、あらたにThunderbolt4端子をサポートしたことも大きな特徴と言えます。
メモリについては、DDR4メモリの対応が打ち切られ、DDR5メモリのみの対応となりました。
●Intel B860
Intel Z890との比較としては、CPUのオーバークロック機能に非対応なのが大きな違いです。
その他は、PCI Expressレーン数の削減や搭載できるUSB端子・SATA端子の上限が少なくなっております。
また、Thunderbolt4もサポートしておりません。
いわゆる”廉価版”のチップセットなので機能面ではIntel Z890より劣りますが、その分コストは大幅に安いというメリットがございます。
【ご注意】
各マザーボードに搭載されるPCI ExpressスロットやUSB端子の数、Thunderbolt4端子の有無については、最終的には各マザーボードの仕様に依存しますので、チップセットの仕様が全て活かされているとは限りません。そのため、各マザーボードの仕様については、マザーボードの詳細ページをご参照ください。
▼各チップセットの詳細については、Intel社の下記サイトをご参照ください。